

こんにちは。メンズ美容家のEBATOです。
このように「自分の肌タイプを診断して欲しい」「自分にはどんな化粧品が合うか・合わないかを知りたい」という声は僕もよく聞きます。
メーカーによっては化粧品売場で診断してくれる場合もありますが、恥ずかしくていけないという男性は多いでしょう。
そこで、今回はそんな男性に向けて自分の肌質の見分け方をわかりやすい図などを用いて解説します。
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男性にも美容の楽しさを知ってほしいという思いをこめて書いたので、参考にしてもらえたら嬉しいです
肌質を見分けるために大事な2つのポイント
スキンケアをはじめメンズ美容を学ぼうと思うと専門用語が多く出てきたりして、難しいイメージがあるかもしれません。
ですが、安心してください。自分の肌質を見分けるためには、たった2つのポイントを押さえるだけでOKです。
- 肌質は「水分量」と「皮脂量」で決まる
- 男性肌と女性肌の違いを知る
順番に解説していきますね。
肌質は「水分量」と「皮脂量」のバランスで決まる
そもそも肌はなぜ乾燥したり、テカったりするのでしょうか?
肌トラブルほとんどは、何らかの原因で肌の水分量と皮脂の分泌量のバランスが崩れることで起きるといわれています。
そのため、スキンケアは自分の肌に足りないものを化粧品で補い、理想的な肌コンディションへと整えるという役割もあるのです。
肌の水分量と皮脂量のバランスが整った肌は、肌トラブルが起きにくく、新しい化粧品を試すのにも非常にいい状態といえます。
理想的な肌を目指すためにも、今の自分の肌質を知ることが何よりも大切です。
男性肌と女性肌の違いを知るメリット
同じ皮膚でも男性の肌と女性の肌では、構造が異なるのをご存知でしょうか?それぞれの特徴を知ることで、より効果的なケアができるようになります。
男性の肌は、男性ホルモンの影響により皮脂量が多く、水分量が少ないのが特徴です。皮脂に関しては加齢による変化も少ないです。
「肌がカサつくのにベタつく……」と感じるのはこのためです。男性特有の肌悩みというわけですね。
男性向けと女性向けの化粧品が別々に存在するのも、肌質の違いに対して正しくアプローチするため。男性が女性向けの化粧品を使うと、肌に合わないことは珍しくありません。
男女の肌質の違いを知ることで、化粧品による肌トラブルを回避しやすくなるというメリットもあるわけです。
肌質は4つのタイプに分かれる
ここで「じゃあ実際にどんな肌タイプがあるのか?」という疑問が浮かんでくると思います。
それぞれの肌質について深掘りしていき、自分がどれに当てはまるのか一緒に見ていきましょう。
乾燥肌(ドライ肌)
水分量、皮脂量ともに少ないのが乾燥肌(ドライ肌)です。
- 日中、肌がつっぱる
- 目、口周りがカサつく、白い粉を吹く
- シワ、ほうれい線が目立つようになった
- 肌のキメが細かい
- 毛穴があまり目立つ方ではない
こんなことを感じていたら、乾燥肌の可能性が高いでしょう。
ちなみに「敏感肌」も乾燥肌に分類されます。
脂性肌(オイリー肌)
乾燥肌とは正反対に位置するのが「脂性肌(オイリー肌)」です。思春期から20代前半までに多いとされています。
- 日中のテカリが気になる
- 額や頬にニキビができやすい
- 毛穴の詰まり、黒ずみが目立つ
といった特徴が挙げられます。
特に男性の場合、女性と比べて皮脂の分泌量が多いので、肌トラブルが頻発する場合は脂性肌の可能性が高いといえます。
混合肌(コンビネーション肌)
皮脂が多く、ベタつく部分とカサつく部分が混合しているタイプが「混合肌(コンビネーション肌)」です。
Tゾーンが脂っぽく、Uゾーン(頬)や口周りが乾燥しやすいのが特徴で、20代後半から30代に多いとされています。
- 朝起きると頬や口周りが乾燥する
- 日中Tゾーンのテカリが気になる
- 毛穴が大きく、詰まりやすい
- ニキビはTゾーンによくできる
- 肌はベタつくのにカサつきが気になる
このような悩みを抱えている人は、混合肌タイプです。
肌の水分と皮脂のバランスが不安定な状態なので、肌コンディションに合わせたスキンケアが必要になります。
普通肌(ノーマル肌)
最初に少し触れましたが、水分量と皮脂量がバランスよく整った肌状態であり、目指すべき肌でもあります。
- 洗顔後、肌がカサつかない
- 化粧品による肌トラブルがほぼない
- ニキビはほとんどできない
- カサつきを感じない
- 肌にほどよく血色がある
もし、あなたがこんな肌の持ち主ならGOODです。
肌トラブルが少なく、外部からの刺激にも影響されにくいため、まさに理想の肌状態といえるわけです。
肌質は誰でも変われるチャンスがある
「自分は生まれつき脂性肌だから、普通肌にはなれないんだろうか……?」と思うかもしれませんが、肌質が一生変わらない人はまずいません。
なぜなら、人間の肌は日々新陳代謝しており、年齢や季節、生活習慣によって変化するものだからです。つまり、どんな人でもきれいな肌は手にいられるということ。
そのためにも、日ごろから自分の肌状態をよく観察しておくことが大切です。“肌ファースト”を心がけましょう。
肌質をより詳しく見分けるには
ここまで4つの肌質についての目安を挙げてきましたが、「脂性肌なのか、混合肌なのか迷う」という人は少なくないと思います。
そこでより自分の肌質を正確に、詳しく見分ける方法を2つご紹介します。
化粧品カウンターで診断してもらう
デパートなどの化粧品売場へ行って「肌診断がしたい」といえば、大体対応してくれます。ただ、予約が必要なところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
個人的におすすめのブランドはメンズコスメも扱っている「資生堂」「ファンケル」あたりでしょうか。丁寧にわかりやすく教えてくれるので、美容に疎い人でも安心です。
スキンケア初心者こそ美容皮膚科へ
とはいえ、男性がいきなり化粧品カウンターへ行くのはハードルが高すぎますよね。押し売りされるのも不快でしょう。
そこでおすすめなのが、美容クリニックでの受診。専門医があなたのためのアドバイスを的確にわかりやすくしてくれたら、これほど嬉しいことはないでしょう。
男性向けの美容クリニック【ゴリラクリニック】では、肌分析機であなたの肌年齢や毛穴、水分量などを計測し、その場でセルフケアのアドバイスや基礎メンテナンスまで施術してくれるサービスがあります。
1回の値段はおよそ3,000円と価格もリーズナブルなので安心。男性向けのクリニックなので、女性の目を気にせずに受けられますよ。
肌荒れの原因を招く要因
肌質は、女心のようにコロコロと変わるものです。せっかくスキンケアを頑張るわけですから、やはり努力は無駄にしたくないですよね。
美容の専門家の僕としても「スキンケアは楽しい」ものと思って欲しいのが本音です。
スキンケアの効果を最大限に高め、肌荒れのリスクを回避するには一体どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
季節による変化
人の肌は季節によって気温や湿度の変化で、コンディションが大きく変わります。
例えば、夏は汗の量が増えることでニキビができやすくなったり、冷房による温度の変化で肌の水分が失われやすくなります。
乾燥が一番気になる冬場はいつものスキンケアだけだと肌がカサつくこともあるため、保湿力がより優れている化粧品を使うことも大切です。
ストレスは美肌の天敵
ストレスが溜まると、ニキビができやすくなる話は聞いたことがあると思います。
なぜこんなことが起きるのかというと、自律神経のバランスか崩れるからです。
私たちがストレスを受けると交感神経が優位になります。交感神経は心拍数を増加、血管の収縮などが起こるのですが、この状態が続くと体調を崩したり、肌のターンオーバーの乱れにつながるのです。
男性もUV対策をすべし
アメリカ皮膚科学会(AAD)という世界一大きい皮膚に関する研究を行っている学会では、老化の8割紫外線によるものだと指摘しています(これを光老化と呼びます)。
紫外線は年中降り注いでいるものなので、紫外線対策は季節や天候問わず365日行いたいケアです。
面倒に感じるかもしれませんが、ほんの一手間の投資が5年後、10年後のあなたの見た目を大きく変えることを忘れないでください。
間違ったスキンケアは地獄でしかない
僕が美容の専門家になる前の話を少ししたいと思います。10代、20代前半のころの僕は自分に自信がなかったので、あれこれと化粧品を試す日々を送っていました。
「きっとたくさん使えば、外見も良くなるはずだ」そう信じていたのですが、結果は真逆でした。
常にニキビはできるし、肌は湿疹だらけ。おまけに化粧品を使うとすぐしみるくらいの敏感肌になってしまったのです。気持ちも落ち込んで、ますます自信も無くしました。
スキンケアはやれば必ず結果が出るものではなく、自分にとっての最善のケアをしてはじめて結果につながるものです。
僕がブログで情報発信しているのは「僕と同じような悩みを抱えてほしくない」という思いがあるからでもあります。
外見を良くして好印象を与えるためには、自分の肌質を知ることが重要なのです。
まとめ:スキンケアは自分の肌を知ることから!
ここまでの話をまとめてみます。
- 肌質は「水分量」と「皮脂量」で決まる
- 人の肌質は4つのタイプに分けられる
- 肌質は季節や生活習慣などでコロコロと変わる
- 自分で見分けるのが難しい場合は美容クリニック相談してみる
- 肌荒れするリスクがあることは避ける
周りと比べて明らかに印象が違う人や肌を褒められる人は、自分にとっていいケアをしている人が多いです。
僕自身も今でこそ肌トラブルゼロで悩みも特にない肌を維持していますが、それができるようになったのは自分なりの正解を見つけてからでした。
とはいえ、自分だけで肌質を正しく見分けるには限界があるので、美容皮膚科で医師にアドバイスをもらう方法は有効です。
この記事が一人でも多くの方の外見力アップに役立ちますように。
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