こんにちは。EBATOです。
今回は、「肌がキレイになる人」と「一生キレイにならない人」の違いについてお話します。
若い世代を中心に男性の美容意識は上がり続けている昨今。巷でも昔と比べて、かなりの数の男性向け化粧品を目にするようになりました。
僕も美容に携わる者として、とても喜ばしいことだと思っています。
ただ、残念なことに肌をキレイにしようと頑張っても、なかなか結果が出ない、逆に肌悩みが増えてしまう人は少なくありません。
なぜなら美容は勉強や筋トレなどと違って、やった分だけ努力が報われるものではないからです。
僕はこれまで1,000人以上の方の悩みと向き合ってきました。
そこで悩みからいつまでも解放されない人にはある共通する考え方が足かせになっていることに気づきました。
美容で失敗する人の特徴
人に流れやすい人
あなたはどんな基準で化粧品を選んでいますか。
SNSやウェブの口コミを見て買うという人は多いと思います。
それ自体は否定するつもりはありませんが、自分で考えずに人の意見ばかりに耳を傾けていると、ステマやフェイクの罠にハマってしまう危険性があるので注意が必要です。
女性の美容の歴史はとても長いですが、男性向けの美容はまだまだ発展途上。
「何を買っていいかわからない」「自分の肌はどれくらい乾燥しているのか」など分からないことばかりで、迷う人が多いのも無理はありません。
だからといってどこの誰かが書いたか分からない記事を鵜呑みにしたり、インフルエンサーの言いなりになると「Aでは◯◯がいいと言ってたけど、Bでは◯◯は良くない」というように情報が錯綜して何を信じていいのか分からなくなってしまいます。
ちなみにこのブログでは、科学的根拠のある美容法しか紹介していないので、安心してください。
情報を集めるために人の意見を聞くことはとても有用なことです。
ですが、ただインプットするのではなく、「本当にそうなのか?」という健全な批判精神を持って、自分なりの言葉で理解を深められる人は美肌の持ち主である場合が多いです。
自分をカテゴライズする人
「自分は乾燥肌だから」「敏感肌の自分には合わないに違いない」こんな風に「自分は◯◯だ」と決めつけがちな人、多いのではないでしょうか。
確かに自分の肌質や体質のことを知っておくことは、美容を学ぶうえでとても大切なことです。
しかし、そればかりに囚われてしまうと、自分の可能性を狭めてしまうリスクがあることも知っておくべきです。
僕は「メンズ美容家」と名乗っていますが、コスメやスキンケアといった美容法だけでなく、メンタルヘルスやマインドといった“心の美容”、そしてよりよい人生を送るための対人関係などについても発信しています。
ですが、大半の「美容家」と名乗っている人はこんなことはしていません。美容家が美容以外のことを学んではいけないという決まりはないにもかかわらず……。
僕は「美容=人の魅力を引き出し、幸せな人生を送るためのツール」と捉えており、まだまだたくさんの可能性を秘めていると確信しています。
最近では認知症予防として、美容を楽しむ高齢者の方も多いと聞きます。
このように「美容」を幅広く捉えることで、一見美容とは無関係なことでもちょっとしたアイディアで点と点が線となって繋がり、新しいビジネスが生まれたりするわけです。
しかし、カテゴライズしてしまうとその枠組みでしか考えなくなってしまいがちですよね。
自分が乾燥肌だったら「乾燥肌向け」「保湿」という言葉には敏感になるかもしれませんが、それ以外のキーワードは見過ごしてしまうでしょう。
化粧品は研究に研究を重ねて、かなり緻密に作られています。
ですから、パッケージやポップに書かれている内容だけで判断をするのは、とても損なことなのです。
型にはまらずに「触ってみよう」「試してみよう」と好奇心を持って化粧品に触れ合える人は、それだけ自分にとっての良い化粧品に巡り会える可能性は高くなります。
美容を自由に楽しむためには
いちばん大切なことは、個人的な基準で物事を判断しないことです。
ですが、私たちはつい「◯◯の成分は肌に悪い」「◯◯の美容法は意味がない」など自分の物差しで評価をし、決めつけてしまいますよね。
特定の基準に囚われてしまうと、視野が狭くなったり、不安になったり、学ぼうとしなくなったりすることもあります。
美容の世界は日々研究が進められ、アップデートされています。昨日までの常識が、実は間違っていたなんてこともザラにあるわけです。
それだけまだ解明されていないことも多いのですが、逆をいえば可能性は無限に広がっているということ。
好奇心や探究心を持って、「知る」を追求できるかどうかが、美肌を左右するのではないかと僕は思います。