働き方が多様化している現代において、何かと人前に出る機会が多いビジネスパーソンは増えているのではないでしょうか。
「少しでもいい印象を与えたい」と髪型や服装に気を遣う人は多いと思いますが、さらにもう一つお手入れに力を注いで欲しい部位があります。
そう、「眉毛」です。眉毛は、顔のパーツの中でも印象を大きく部位の一つ。つまり、第一印象を左右する重要な箇所でもあるのです。
そこで、これまで数多くのメイクを手掛けてきた僕が、周りと差がつく理想の眉について解説していきます。
記事の権威性
眉は知能を表すパーツ
人の印象は、初対面の場合7秒で決まると言われています。そして、一度相手抱いた印象を覆すことは容易ではありません。
なぜなら、人はいったん印象が決まると、その印象を裏付ける情報ばかりを無意識に集めようとする心理が働くからです。
たとえば、あなたがある人に対して「だらしない」という印象を持ったとしましょう。すると、
- 髪がボサボサ
- シャツにシワが付いている
- 爪が伸び切っている
こういったところばかりに目がいき「だからだらしない」と結論づけてしまうわけです。
実は人相学という学問では、眉毛は「知能を表すパーツ」という考え方をします。
確かに整った眉はキリッとした印象に感じたり、表情が引き締まるので言葉に力強さが生まれて説得力も変わってきますよね。
ビジネスシーンでもプレセンや交渉事、接客に長けている人というのは、総じて人の心を動かすのが上手い傾向にあります。
つまり、眉次第であなたの印象は大きく変わるということ。ビジネスパーソンなら整えておいて損はありません。
理想的な眉毛の特徴
続いて、理想的な眉の形について解説していきます。
下記の写真のように、まず眉頭は小鼻(鼻で一番張っている箇所)と線で結んだ箇所に来るのが理想です。眉尻は、小鼻と目尻を結んだ先の延長線上の長さに整えるのがベスト。
成功者の眉毛に見る4つの共通点
ここまではYouTubeや雑誌をはじめとするメディアで、散々紹介されてきた内容。「どこかで聞いたことある」と思った人もいるかもしれません。
では実際に社会的な地位や名誉を築き上げた人がどんな眉をしているのか、気になりませんか?
実はこんな共通点があるんです。
- やや右肩上がりである
- 毛並みが揃っている
- 太め
- 濃いめ(地肌が少し見えるくらい)
成功者と呼ばれる多くの人は、上記の共通点のうち2つ以上当てはまっている場合が多い傾向にあります。
4つ全て揃っていれば完璧ですが、そんな人はまずいません。
具体例を挙げて解説していきますね。
太く、濃い眉
ビジネスリーダーといったら必ず名前が挙がるであろう孫正義さんです。
孫さんも眉でかなり印象が変わる一人。試しに孫さんの眉を隠してみてください。全然違った雰囲気になりますよね。
太く、濃い眉は意思の強さを感じられ、バイタリティあふれる印象を与えます。
そのため、ここぞという場面でインパクトを残したいときや人を説得するシーンでは効果的です。
整った毛並みと太めのアーチ型
3度のW杯出場を果たし、イタリアの名門ACミランで10番を背負った経験を持つ本田圭佑選手。
サッカーのみならず、ビジネスマンとしての顔を持つその姿に憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか(僕も尊敬しています)。
本田選手の場合は、まず整えられた毛並みが印象的。眉尻にかけて太さを出すことで、理性的で凛とした雰囲気を感じさせます。
やや曲線的なアーチ型なので、どこか柔らかい印象もあります。
太くて濃い上がり眉
イチローさんのような「太い」「濃い」「上がり眉」の3要素が揃うと、知的かつ個性的な印象を与えることが出来ます。
エネルギッシュさもあり、決断力があるように見られるので、会議などの発言に説得力をプラスしたいときなどにおすすめ。
まとめ:相手にどう見られたいかを考える
眉を整える際に自分に似合うかどうかは大前提ですが、「カッコよくなるため」というよりかは「自分がどう見られたいか?」という相手主体で考えることが大切です。
自分の姿は、鏡がないと決して見ることができません。つまり、自分の本当の顔を知っているのは相手だけなのです。また、カッコいいという価値観も人によって違いますよね。
「この眉毛はどんな印象なんだろう?」と客観的に考えることで、自分と向き合う機会を作ることもできるので、ぜひ自分の眉を今一度確かめてみてはいかがでしょうか?