- 化粧品選びで大切なのは「肌質」と「使い心地」の2つの視点
- 鏡で自分の肌状態を知ることがスタートライン
- 悩みに合った基本のスキンケアから整える
- 効果はすぐ判断せず、数週間〜1か月は使い続ける
- 口コミや流行よりも「自分に合うかどうか」が重要
- 自分の基準で選べるようになると、化粧品選びは迷わなくなる
- 「結局、何を買えばいいの?」
- 「自分に合う化粧品がわからない……」
化粧品選びで迷ったとき、何を基準に選べばよいのか分からなくなることは少なくありません。成分や口コミ、価格など判断材料は多くありますが、実は大切な視点はシンプルです。
本記事ではスキンケア初心者の方にも分かりやすく、化粧品選びの基本となる2つの視点を解説していきます。

迷いを減らし、納得して選べるようになるヒントをお届けします。
化粧品は2つの視点から選ぶ

①自分の肌質に合っているか
化粧品選びでまず大前提になるのが、今のあなたの肌質に合っているかどうかです。
肌質や肌状態は人それぞれ違い、季節や生活習慣によってもゆらぎます。そのため、どれだけバズっていたり、有名人が愛用していたりする化粧品でも、必ずしもあなたの肌に合うとは限りません。
まずは次のような視点から、自分の肌を整理してみましょう。
- 解決したい肌悩みは何か
- どんなときに肌トラブルが起こりやすいのか
- 顔のどの部分がカサつきやすく、テカりやすいのか
- どんな肌になりたいのか
こうしたポイントを言葉にしていくことで、「なんとなく選ぶスキンケア」から「目的を持って選ぶスキンケア」へと変わっていきます。
“自分の最適解”を見つけるためには、流行や評価に振り回されることではなく、自分の肌をきちんと理解すること。
それが、あなたに本当に合う化粧品に出会うための第一歩になります。

化粧品選びはお酒と食事のペアリングに少し似ていると僕は感じています。それぞれ単体では良いものでも、組み合わせ次第で印象が変わる。化粧品も同じで、自分の肌と合ったときに、はじめて良さが活きます。
②自分の感性に合っているか
肌質という理性的な視点で整理できたら、次に大切になるのが「自分の感性や好みに合っているか」という点です。
世の中には多くの化粧品がありますが、最終的な判断は「実際に使ってみて、自分がどう感じるか」に委ねられます。どれだけ評価が高い化粧品でも、使い心地に違和感があれば続きません。
選ぶ際は、次のようなポイントをひとつの目安にしてみてください。
- 肌につけたときに違和感や不快感がない
- 赤みやかゆみなどのトラブルが起きない
- 毎日使い続けたいと思える使用感や価格である
- 使うことで肌が整いそうだと感じられる
加えて、「心地いい」「使うのが楽しみ」と感じるかどうかも大切な要素です。スキンケアは毎日の習慣だからこそ、五感や感情が前向きに動くことが結果と継続の両方につながります。
情報や他人の評価に振り回されるのではなく、自分の肌と向き合い、自分なりの基準で選ぶことで満足度が高くなり、後悔しにくくなるわけです。

僕は年齢を考慮して、美容液を一番のこだわりにしています。他の化粧品成分との相性を踏まえて肌悩みに有効な美容成分が配合されていること、気分が上がる見た目と香りで選びます。自分の価値基準で選ぶので、迷うこともほぼありません!
自分に合う化粧品を見つける3つのステップ

2つの視点を理解できたら、次は実際にどう選ぶかを考えていきましょう。ここでは、スキンケア初心者の方でも迷いにくい、基本のステップを3つに整理して紹介します。
STEP1:今の肌状態をシンプルに把握する
まず大切なのは、難しく考えすぎず、今の肌をざっくり把握することです。その第一歩としておすすめなのが、鏡で自分の顔をじっくり観察すること。
洗顔後の何もつけていない状態で、
- 毛穴の目立ち、シミ、シワ、くすみ、赤みなど気になる部分はどこか
- つっぱり感がある部分はどこか
- ツヤのある部分とない部分はどこか
といったポイントを確認してみましょう。
完璧に分析する必要はありません。「どんな不調を減らしたいか」が分かるだけでも、化粧品を選ぶ方向性がはっきりとします。
STEP2:目的に合ったアイテムを選ぶ
スキンケアの方向性が見えたら、次は目的に合うアイテムを選ぶ段階です。
たとえば、
- 乾燥やつっぱり感が気になる → 高保湿タイプの化粧水・乳液を選ぶ
- ベタつきやテカリが気になる → さっぱりした使用感で皮脂バランスを整える設計のものを選ぶ
- ヒゲ剃りによる肌荒れを防ぎたい → 刺激の少ないシンプル設計を優先する
このように、肌悩みとアイテムの役割を結びつけて考えることで、化粧品選びの迷いは大きく減ります。
また、いきなり多くのアイテムを試す必要はありません。まずは「洗顔」「化粧水」「乳液(または保湿クリーム)」といった基本の3点を揃えておくのがベター。
大切なのは、流行や広告の印象ではなく、「今の自分の肌に必要な役割は何か」という視点で選ぶことです。それが、遠回りに見えて、実はもっとも失敗の少ない化粧品選びにつながります。

選ぶ際は、実際にドラッグストアなどへ足を運んでみるのがおすすめです。物によってはテスターが置いてあるので、自分の肌につけて試すことができます。自分好みのものを見つけてみてください。
STEP3:まずは一定期間、使い続けてみる
肌状態に合ったアイテムを選べたら、数週間~1か月ほど使い続けてみましょう。
化粧品は、1回使っただけでは本当の相性は分かりません。肌は日々少しずつ変化するため、鏡を使って使用前と後の肌状態を観察することが大切です。
その間に確認したいのは、
- かゆみや赤みなどのトラブルが出ていないか
- 気になっていた部位がどう変化したか
- 使い心地にストレスがないか
というシンプルなポイント。ここをクリアできれば、その化粧品は今のあなたに合っている可能性が高いと言えます。
もし合わないと感じた場合もそれは失敗ではなく、自分の肌を知るための大切な手がかりです。この積み重ねこそが、あなたに合う化粧品へと近づく最短ルートになります。

焦らず、比べすぎず、自分の肌の変化を静かに観察すること。それこそが、スキンケアで結果を出すためのもっとも確かな方法です。
まとめ|自分に合う化粧品は、必ず見つかる
化粧品選びで本当に大切なのは、特別な知識や高価なアイテムではありません。
- 今の肌をきちんと知ること
- 目的に合ったものを選ぶこと
- 焦らず使い続けて判断すること
この基本を丁寧に重ねていけば、あなたに合う化粧品には必ず出会えます。遠回りに感じるかもしれませんが、自分の肌と向き合った時間は、決して無駄になりません。
今日の小さな選択の積み重ねが、これからの肌の印象を少しずつ変えていきます。焦らず、比べすぎず、あなたのペースで、自分に合うスキンケアを見つけていきましょう。
WRITERこの記事の著者
EBATO メンズ美容家
1987年・千葉県出身。ITエンジニアから未経験の美容業界に転身し、大手化粧品メーカーにて美容部員として3年間従事。1万人以上の肌悩みと真摯に向き合い、一人ひとりに合った美容法の提案を行う。美容家として独立後、メンズ専門美容ブログ「Men's Beauty Design Lab」を開設。300本以上の記事を自ら執筆し、総読者数は10万人を超える。現在はテレビやラジオ、美容誌などの各種メディアに多数出演。執筆や講師業、化粧品・美容ギアのプロデュースなど活動は多岐にわたる。保有資格:日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ、化粧品成分検定1級。受賞歴:第9回コスメコンシェルジュコンテスト金賞。







