「最近、肌の調子が良くない……」
「スキンケアデビューをしたいけど、何をしていいかわからない」
「正しい洗顔の仕方を学びたい」
こんな悩みを持っていませんか。
洗顔はスキンケアの基本中の基本です。正しい洗顔をマスターすることで肌荒れや赤みが落ち着き、乾燥が緩和されます。
バリア機能が守られることでキメが整い、清潔感のある印象へ変わっていきます。
逆をいえば間違った洗顔をしていると肌トラブルの原因になり、相手にネガティブな印象を持たれてしまうリスクも。
本記事では、メンズにフォーカスした正しい洗顔方法について解説します。
記事の権威性
正しいメンズ洗顔4つルール
肌にやさしい洗顔をする上で必ず守っていただきたいルールがつあります。
専門家が勧めるメンズ洗顔の重要ポイント
- たっぷりの泡で洗う
- 摩擦は絶対に避けること
- 洗顔料はすばやく洗い流す
- すすぎは必ずぬるま湯を使う
正しい洗顔といっても特別なことをする必要は一切ありません。昔からの習慣をアップデートすることが大切です。
上記ポイントを徹底することで、肌運命は大きく変わるでしょう。
たっぷりの泡で洗う
水だけの洗顔では汗やホコリは落ちても、皮脂汚れを落とし切るのは困難。
古い皮脂はニキビや肌老化の原因になったり、化粧水や乳液の浸透も悪くなったりするので洗顔料を使って汚れをオフすることが大切です。
特に男性は皮脂量が多いため、たっぷりの泡で洗うことで汚れをしっかりと吸着してくれます。
摩擦は絶対に避けること
ゴシゴシ擦ったほうが汚れが落ちそうなイメージがあるかもしれませんが、むしろ逆効果。
皮膚の厚さは約2mmととても薄く、その中でも皮膚の一番外側の「角層」と呼ばれる部位は、わずか0.02mm(サランラップと同じくらいの厚さ)ほどしかありません。
ラップが簡単にクシャシャになるように、肌も摩擦が加わることで角層が剥がれて無防備な状態になってしまうわけです。
手の力で洗うのではなく、泡でやさしく洗うのが鉄則です。
洗顔料はすばやく洗い流す
顔に泡が付着している時間が長いほど必要な皮脂まで取り除いてしまうため、洗顔は時間をかけすぎないのがポイント。
必要なことだけをスマートに行うのは、仕事もスキンケアも同じです。
すすぎは必ずぬるま湯で
意外と盲点なのが、洗顔時の水の温度。冷たすぎると皮脂汚れを落とし切ることができず、熱すぎると乾燥肌の原因になるので注意しましょう。
洗顔時の水温は、少しぬるく感じるくらいの32℃~34℃がベストだといわれています。
プロも実践!正しいメンズ洗顔の手順
僕も日ごろから実践している「メンズにおすすめの洗顔方法」についてご紹介します。
洗顔のタイミングは「朝と夜の1日2回」でOK。初心者や面倒臭がり、忙しいビジネスパーソンでも続けやすい方法ですので、参考にしてみてください。
STEP1:ぬるま湯で予洗い
顔に付着している汗やホコリをさっと洗い流しておくことで、泡がなじみやすくなります。
バシャバシャと軽くすすぐ程度で大丈夫です。水の温度は32℃~34℃で。
STEP2:洗顔料を用意
摩擦を避けるために洗顔料を十分に泡立てます。
多重構造の泡立てネットを使うと簡単にすばやく泡をつくれるので便利です。
>> EBATOおすすめ!「バルクオム THE BUBBLE NET」
泡立てが面倒な場合は、泡立て不要のポンプタイプ、ジェルタイプの洗顔料でもOK。
好みやライフスタイルで使い分けるのが賢いスキンケアです!
STEP3:Tゾーン→顔全体の順で泡をのせる
顔には皮脂が多い箇所と乾燥しやすい箇所が混在しています。
洗う順番を一工夫することで汚れをしっかりと落としつつ、肌にやさしい洗顔ができるのです。
- 額から鼻にかけてのTゾーンに泡をのせ、指の腹で泡を動かすイメージで螺旋を描くように洗う
- 額や頬、あごなど顔全体に泡をなじませる
力加減がわからないという方は、絹豆腐が崩れないくらいの強さを意識してみてください。
20秒くらいを目安にさっと洗ったらすすぎます。
STEP4:顔の隅々までしっかりとすすぐ
顔に付着した泡を残さないようにぬるま湯でしっかりとすすぎます。
フェイスラインや生え際、あごなどすすぎ残しをしないようにすることが大切です。すすぐ際も32℃~34℃のぬるま湯で。
STEP5:タオルでやさしく水気を拭き取る
タオルで拭く際もゴシゴシ擦らないように注意しましょう。顔をタオルでやさしく押し当てるようにして水気を取り除くようにします。
洗顔後の保湿も忘れずに。化粧水などで肌を整えます。
STEP1~STEP5まで工程をこなしても3分あれば十分だと思います。
「たっぷりの泡でやさしく丁寧に、時間をかけずに洗う」が洗顔の鉄則と覚えておいてください。
揃えておきたいメンズ洗顔アイテム
最低限揃えておきたいマストアイテムは「洗顔ネット」「洗顔料」の2つになります。
一般的な男性の肌に合いそうな洗顔料をピックアップしてみたので、興味のある方はぜひ使ってみてください。
【泡立てネット】バルクオム THE BUBBLE NET
ネットが多重構造になっており、簡単に上質な泡をつくることができる。泡立ちもスピーディー。
クワトロボタニコ ボタニカル オイルコントロール & フェイスクレンザー
キメの細かい濃密泡が汚れをすっきりオフ。泡立ちもいいです。「ベルガモット」と「ローズマリー」の爽やかな香りもグッド。
アンビーク フェイスフォーム
泡立て不要のポンプタイプ。さっぱりとした洗い上がりがお好みの方に。シェービングフォームとしても使えます。
ムルク ホットクレンジングジェル
肌になじませるとじんわりと温かくなるジェルタイプの洗顔料。洗い上がりは滑らか。毛穴汚れ、乾燥が気になる方に。
よくあるメンズ洗顔のQ&A
最後にメンズ洗顔でよくある質問をまとめたいと思います。
正しい知識を身につけて印象が上がる正しい洗顔をマスターしておきましょう。
洗顔の正しい頻度は?
朝と夜の1日2回がベストです。汚れやテカリが気になるからといって過剰な洗顔はマイナス。
不要な皮脂や汚れはしっかりとオフしつつ、必要なうるおいを取りすぎない洗顔が基本です。
水だけでも汚れは落ちるのか
汗やホコリを落とすことは可能ですが、皮脂は文字どおり脂汚れなので水だけで落とすことはできません。
洗顔をする際は必ず洗顔料を使うようにしましょう。
固形石けんは肌にやさしい?
石けんはむしろ洗浄成分が強く、肌質によっては刺激に感じる場合があります。
洗い上がりのつっぱりを感じたら洗いすぎのサイン。上記で紹介している洗顔料を使ってみてください。
自分に合う洗顔料の見極めかたを知りたい
一般的な男性の肌であれば、メンズ向けの洗顔料から選ぶのがおすすめです。
男性の肌質に合うように洗浄力がコントロールされているので違和感なく使うことができます。
また、男性好みの洗い上がりや香り付けにするなど男性をターゲットに作られており、極端に合わないケースは少ないと考えています。
- 洗い上がりがつっぱる
- 皮脂によるベタつきが残る
- 急にニキビが増えた
といったトラブルは合っていないサイン。「心地いい」と感じるものはマッチしていると判断していいでしょう。
まとめ:スキンケアも基本が重要
清潔感のある肌は洗顔なくしてあり得ないというくらい土台にあたるプロセスです。
美容と聞くと身構えてしまう方もいいですが、特別なことをする必要はありません。
子どもの頃から毎日やっている習慣をアップデートするだけで肌の印象はガラリと変わります。
正しい洗顔をマスターしてぜひあなた自身で実感してみてください。
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