・乾燥肌が進行する?やってはいけないNG習慣
・今日からできるオトコの乾燥肌対策
こんにちは、メンズ美容家のEBATOです。
今回は、乾燥肌で悩んでいる男性向けに科学的視点と僕の経験談を交えながら「乾燥対策のポイント」や「おすすめの保湿コスメ」などをわかりやすく解説します。
本記事を読むことで乾燥肌への理解が深まり、効率的なケアができるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の権威性
オトコの乾燥肌の特徴と原因
乾燥肌とは、肌の水分と皮脂のバランスが崩れ、肌自らうるおう力が低下した状態のことを指します。
肌のうるおいが不足するとカサつきやゴワつき、かゆみなどさまざまなトラブルが起こります。
乾燥肌を放っておくと肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなるため、男女問わず対策が必要です。
女性より男性のほうが乾燥肌になりやすい
男性の肌は女性の肌より皮脂分泌量が約2~3倍多い反面、水分量は30~50%ほどしかないと言われています。
加えて毎日のシェービングや紫外線対策が十分でないなどの原因からバリア機能が低下しやすく、水分蒸発もしやすいという報告もあります。
加齢とともに水分量が低下していく男性の肌ですが、皮脂量はそれほど変わりません。
そのため顔がテカったり、ベタついたりするのに目の周りや口、フェイスラインがカサつきやすいのは男性ならではの乾燥肌の特徴といえるわけです。
肌が乾燥する原因は肌質の問題や、空気の乾燥、加齢だけではありません。乾燥肌を助長してしまう原因について掘り下げてみます。
原因①:過剰な洗顔
洗顔はスキンケアの基本。ゆえに肌にダメージを与える方法で洗い続けていると乾燥の原因になります。
僕はこれまで数千人を超える肌を見てきましたが、洗顔の仕方を変えたら肌悩みが解消したというケースは非常に多いです。
ここで簡単なテストをしてみたいと思います。あなたはいくつ該当しますか。
- 水やお湯だけで洗う
- ゴシゴシ擦って洗う
- 洗顔は1日に3回以上
- 時間をかけて念入りに洗う
- スクラブ・ブラシを頻繁に使う
- 熱めのお湯が好き
- タオルでゴシゴシ拭く
実はこれらは全て間違った洗顔方法なんです。
「たかが顔の洗い方で……」と思うかもしれませんが、毎日の積み重ねでダメージは確実に蓄積していきます。
まずは正しい洗顔をマスターすることから始めてみましょう。
原因②:ボディタオルでのゴシゴシ洗い
意外と軽視されがちなのが入浴時の体の洗い方。固めのボディタオルでゴシゴシ洗うと摩擦で肌にダメージを与えてしまうのでおすすめしません。
原因③:肌に負担のかかるシェービング
シェービングをすることで角層が削られ、うるおいを司るバリア機能が低下してしまうことがあります。
バリア機能は肌の保水力と深いかかわりがあるため、乾燥肌を予防するためには肌への負担をなるべく抑えるシェービングが大切。
原因④:紫外線対策への意識
シミやシワ、たるみのイメージが強い紫外線ですが、実は肌のバリア機能にも影響を及ぼすと言われています。
紫外線を浴びると肌自らうるおう力が低下し、乾燥の原因になると考えられているのです。
また、男性は女性よりも酸化ダメージや紫外線に対して感受性が高いこともわかっています。
老け見えや乾燥肌を予防するためにも、男性の紫外線対策はマストといっても過言ではありません。
プロおすすめ!オトコの乾燥肌対策
摩擦レス洗顔を心がける
洗顔の大原則は、皮脂汚れをきちんとオフしつつ、必要なうるおいは残す「適度な洗顔」です。
たっぷりの泡で肌を包み込むように、一切擦らないで洗うのが重要なポイント。肌にやさしい洗顔を心がけることで必要なうるおいが守られ、肌のキメも整います。
騙されたと思ってまずは1週間続けてみてください。きっと変化を感じられるはずです。
さらに詳しい洗顔の仕方が知りたい方は、こちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
「最近、肌の調子が良くない……」「スキンケアデビューをしたいけど、何をしていいかわからない」「正しい洗顔の仕方を学びたい」こんな悩みを持っていませんか。洗顔はスキンケアの基本中の基本です。正しい洗顔をマスターすること[…]
体は手で優しく洗うが基本
体を洗うときはボディソープを手に取り、優しく撫でるように洗うのがポイント。これだけでも汚れは十分に落ちます。
乾燥が気になる場合は固形石けんより保湿成分配合のボディソープを選ぶのがおすすめです。
肌に負担をかけないシェービングをする
まず重要なのがシェービング剤を使うこと。シェービング剤は、肌の保護作用や保湿効果があったり、ヒゲを柔らかくしたりする効果があるので、肌への負担を軽減することができます。
ヒゲは黄銅線と同じ硬さと言われており、石けんや水だけで剃るとカミソリ負けの原因になります。
同じ箇所を何度も剃ろうとすると角層を傷つけてしまうため、結果的に乾燥肌になってしまう場合があるので注意しましょう。
ちなみにカミソリと電気シェーバーとでは後者のほうが肌への負担が少ないと思われがちですが、ヒゲの量やスペック、フィット感などによって変わるので、自分に合うものを選ぶことが大切です。
保水力を上げる保湿をする
男性は皮膚科学的に水分量が少なく、蒸発しやすい特徴があるため、水分をキープする保湿ケアが大切です。
普段から化粧水だけで済ませている方や、清涼感の感じる化粧水を常用している方は乾燥が気になっているのではないでしょうか。
うるおいをキープするために化粧水のあとは必ず美容液や乳液、クリームなどで適度な油分を補うことを心がけてください。
与えたうるおいを逃がしにくくするコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどが配合されたアイテムを選ぶのがおすすめ。
紫外線対策を徹底する
紫外線対策として効果的なのが「日焼け止め」です。紫外線はバリア機能を低下させるといわれており、乾燥は肌で悩んでいる方は、真夏や日差しが強い日以外でも日焼け止めを塗ることをおすすめします。
紫外線対策をすることで、
- シミやシワ、たるみが予防できる
- ニキビができにくくなる
- くすみ予防ができる
- 毛穴が目立ちにくくなる
といったメリットもあり、やらない理由はありません。
僕はアラフォーなのですが、年齢より若く見られたり、肌を褒められたりするのは紫外線対策を日々積みかねているからだと思っています。
シミができて嬉しい人はいないですし、鏡に映る自分の顔が健康的だと気持ちも前向きになり、仕事や人間関係、恋愛、結婚などプラスに働くことのほうが多いはずです。
パッケージや容器に「SPF◯◯」「PA+++」と書かれているのが目印です。日中用として使いましょう。
まとめ:適切なケアをして乾燥肌を脱却しよう
ここまでの内容をまとめてみます。
- 乾燥肌とは、肌の水分と皮脂のバランスが崩れた状態のこと
- 乾燥の原因は一つではない
- 男性のほうが女性と比べて乾燥肌になりやすい
- 肌に刺激を与えない洗浄を心がける
- 水分キープを意識した保湿をする
- 男性こそ紫外線対策をしよう
乾燥はさまざまな肌トラブルの原因になると言われているので、正しいケアで対策していくことが重要です。
まずはできる範囲のなかで改善していきましょう。特別なことは何も必要ありません。
洗顔の仕方を見直す、日焼け止めを始めてみるなど行動することが何より大切だということを覚えておきましょう。
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