本記事では元美容部員の僕が【美容部員に向いている人の特徴】について解説します
- 「美容部員を目指したいけど、自分にできるか不安……」
- 「美容部員はどんな人が向いているの?」
- 「未経験でも美容部員になれる?」
こんな疑問を解決できる内容となっています。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
記事の権威性
こんな疑問を解決できる内容となっています。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
記事の権威性
結論からいうと、美容部員には資格が全く必要ないので、やる気があれば誰にでもチャンスはあります。
とはいえ、店頭に立つということはそのメーカーの顔になるということなので、人間性はしっかりと見られることを覚えておきましょう。
入社が決まったら接客マナーから皮膚科学、商品知識、メイク技術など美容部員として必要なスキルは全て研修で学べるので、未経験でも問題ありません。
特にメイク技術はメーカーによってかなり特色が出る部分で、専門学校やヘアメイクスクール出身者は(技術が違いすぎて)逆に困惑することもあります(僕がそうでした)。
メーカーによっては未経験の方が歓迎される場合もあるので、安心してください。
美容部員に資格は必要ないと言いましたが、採用タイミングによっては接客経験があった方が有利な場合もあります。
とはいえ、最終的には会社側に「あなたを一員として迎え入れたい」と思ってもらうことの方が大事なので、接客や販売経験はないよりあった方がいいくらいに思っておきましょう。
美容部員になるということは、メイクやコスメのプロになるということ。
どんな仕事でもプロになると責任がついて回りますが、好きなことを仕事にすると今まで友達のように好きだったものがある日「敵」に思えたり、心から楽しめなくなるときが必ず来ます。
そこで踏み止まれるかを左右するのが「どれだけ好きか」という感情です。趣味レベルで好きなのか。24時間365日考えているくらい好きなのか。
この温度差によって挫折や失敗しても乗り越えられるかが決まると僕は思います。
あなたがもし美容部員になりたいと思うなら、「美容が好き」という気持ちをどうか忘れないでくださいね。
美容部員を仕事にするメリットは、自分の接客でお客さんに喜んでもらえたり、感謝される場面が多いことです。
デスクワークだとお客さんの「顔」を直接見られる場面は少ないので、人と接することが好きで奉仕することで、やりがいを感じられる人は向いていると思います。
誰でも自分の悩みを真剣に聞いてもらえるのは嬉しいものです。
ネットで買い物できる現代で、わざわざ時間を割いてお店に足を運んできてくれるお客さんには何かしらの目的があるわけです。
もちろんただ見に来ただけの人もいますが、「どんな悩み・疑問を抱えているのか」「何を求めているのか」などを上手に話を聞き出せる人は向いているといえるでしょう。
さらにお客さん自身でも気づいていない潜在的な悩みを察知し、状況に応じてアドバイスできるとお客さんとの信頼関係を築きやすく、次に繋がるケースもよくあります。
メイクのような技術を求められる職業には、向上心が不可欠です。
時代とともにトレンドが変化するなかで、その人がいちばん可愛く、美しくなる方法、それを実現する技術を身に付けなければならないからです。
もっといえばメイクには正解がありません。正解がない「方法」に対して最適解を考え続ける。決して100%にならない「技術」に対して100に近づける努力をする。
美容部員はただメイクが上手ければいい、カウンセリングができればいい、というわけではありません。
お客さんは大切な時間を使ってお店に足を運び、頑張って働いたお金で商品を買ってくれます。
ただ買うだけならネットで済むこと。店舗で買うのにはさまざまな理由があります。
こうした“他者視点の思考”が行き届いている場所には、化粧品売場のみならず、高級ホテル、レストラン……自然と人が集まります。
たとえば、立ち振舞いや体験、メイク技術、空間づくりなどなど。誰にでもできる思考じゃないからこそ、唯一無二の武器になるわけです。
また、あなたを雇う理由、評価される理由にもつながるので、他者のために行動できる人材はとても貴重だったりします。
今回は、元美容部員の僕が美容部員に向いている人の特徴をご紹介してみました。
身も蓋もないことをあえていいますが、仕事とはけっきょく自分次第です。
大切なのはまず行動すること、挑戦してみることです。「自分は無理かもしれない」と思ったらその先はありません。
そして自分の頭で考えながら、軌道修正をしてく。この繰り返しをコツコツできる人は、きっといい美容部員になれると思います。
ぜひ頑張ってください。