本記事では、僕が夏にやっているスキンケアをご紹介します。
今日からすぐにできるものばかりなので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
夏は紫外線をはじめ、エアコンによる乾燥や屋内外での気温差など肌が疲れてしまう季節ですよね。
いつも使っている化粧品が急に合わなくなったと感じる方も多いかもしれません。
スキンケアは肌状態やトラブル、季節などに応じて柔軟に対応していくことが大切です。
そこで今回は、乾燥、シミ、シワを防ぐために僕が日々のお手入れでどんなことに気をつけていること、化粧品選びのポイントなどのスキンケア術を共有しと思います。
記事の権威性
スキンケアは「自分の肌のプロ」になることが重要
自分の肌質・肌悩みを知る
突然ですが、スキンケアにおいていちばん大切なことは何だと思いますか。
ネットで情報収集をする、いい化粧品を使う、自分に合う方法を見つける……など様々な答えがあることでしょう。
僕がよくお話をさせていただくことはまず「自分の肌を知りましょう」ということです。
正しいスキンケアを選ぶには原因を知ることが大切
スキンケアは、正しいアプローチをしないと逆効果になるケースがたくさんあります。
たとえば「洗顔」。乾燥肌なのに洗浄力の強い洗顔料を使ったり、ゴシゴシ擦ってしまったりするとさらに乾燥しやすくなりますよね。
つまり自分にどんなスキンケアが必要かを知るためには、まず“いま”の肌状態を正しく知ることが大切。
どんな肌トラブルが起こっていて、その原因は何かを突き止めることが最初のステップです。
目指すべきは「マイ・ベストのケア」
ネットを見ているとよく「おすすめ◯◯」というフレーズを見かけますが、僕は美容全般においてこの表現をあまり好ましく思っていません。
肌質は元々の個人差が大きいですし、環境やライフスタイルも千差万別。「誰かのおすすめ」が自分に合うとは限りません。
であれば、自分の肌のことを学び、「マイ・ベストのケア」を見つけることに時間を割く方が建設的ではないでしょうか。
美容のプロが実践する夏のスキンケア7つ
ここからは、僕が実際にやっているスキンケアを7つ紹介します。
自慢するつもりはありませんが、夏でも肌トラブルはほぼなく、現在アラフォーでも目立ったシミがないのはこれらのお手入れのおかげだと思っています。
皆さんの夏のスキンケアの参考にしていただければ幸いです。
1. さっぱり系のコスメを使う
僕の場合、夏は脂が出やすいので、油分を控えめにした保水中心のスキンケアを心がけています。
キレイでトラブルが少ない肌の条件を一つ挙げるとするなら、僕は迷わず「水分と油分のバランスが整った肌」を挙げます。
ですが、夏は紫外線などの影響でこのバランスが乱れやすいため、適切なものを必要な分だけ補ってあげることが重要です。
肌にハリがなければ水分が足りていませんし、テカりが気になる場合は油分が多い可能性が考えられます。
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2. エイジングケアに特化した成分選び
コスメの長所、短所を知るうえで最も重要なのが「全成分表示」です。
人間に置き換えるなら履歴書のようなもので、コスメのテクスチャーや得意な肌悩み、自分に合わないものが入っていないかなどを知ることができます。
・配合量の多い順に記載する
・1%以下の成分は順不同で記載してもよい
・記載義務がない成分は表示する必要がない
・香料は複数の成分をまとめて「香料」と記載できる
・着色剤は配合量にかかわらず末尾にまとめて記載可能
僕は年齢(37歳)のことも考えて保湿に加えてシミを防ぐ美白成分、抗酸化成分を中心に選ぶようにしています。
成分選びはただネットの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の肌悩みが何で、将来どうなってほしいかという点まで考えて選ぶと効果的なスキンケアができます。
また、成分同士の相性がいい組み合わせを意識して選ぶことで相乗効果が期待できます。
3. 肌に優しい洗顔をする
夏はエアコンや紫外線の影響で肌のバリア機能が低下しがちです。
刺激に弱くなっているところに洗浄力の強い洗顔料で洗顔をしたり、ゴシゴシ擦ったりすると肌に小さな炎症が起きてしまうため、注意が必要です。
この炎症が蓄積すると乾燥肌になり、シミやニキビといった肌トラブルを引き起こすリスクが高くなります。
では具体的に肌に優しい洗顔とは何か。ポイントは以下とおりです。
- 顔がつっぱらず、洗い上がりがすっきりする洗顔料を選ぶ
- チューブタイプなどの洗顔料はネットで泡立てて使う
- 力加減は「絹豆腐を崩さずに撫でる」イメージ
- 人肌くらいのぬるま湯で丁寧にすすぐ
洗顔にしろ、他のスキンケアにしろ、肌がきれいな人とそうでない人のスキンケアの差というのは、実はそれほど大きくは違わないと僕は思っています。
大切なのは「ちょっとした工夫」です。この工夫を、自分の肌を労り、慈しみながら積み重ねられるかの差にすぎません。
4. 外出時は日傘とサングラスの常用
紫外線が肌に悪いことは皆さんご存知のことと思いますが、目からも日焼けをすることはあまり知られていないかもしれません。
メカニズムを簡単に説明すると、
という具合です。
個人的な話をすると、僕はHSS型HSPのためか光に敏感なので、そういった面でもサングラスをかけるようにしています。
日傘は紫外線対策はもちろんのこと、体感気温も変わるので熱中症対策としても活躍してくれます。
5. トマトを食べる
トマトには、ビタミンAやビタミンCなどが豊富に含まれており、美肌づくりに最適な野菜の一つです。
なかでも注目すべきは「リコピン」。抗酸化作用が高く、シミ予防にも最適です。もちろん基本の五大栄養素をバランスよく摂ることが大前提ですが。
6. 1日8回の水分補給をする
肌の乾燥やシワは体内の水分不足が原因の一つだと言われており、こまめな水分補給は美肌づくりにおいて欠かせません。
「1日2リットルのお水を飲みましょう」という話を耳にしたことがある方は多いと思います。
ですが、人間が一度に吸収できる水分量は180mlほど。一度にたくさん飲むよりこまめに水を口にする方が無駄なく水分を体中に届けることができるというわけです。
ぜひお試しあれ。
7. 日焼け止めを塗る
夏のスキンケアでいちばん欠かせないのがやっぱり「日焼け止め」です。
僕は一日家で仕事をするときは朝に日焼け止め効果もあるオールインワンコスメで保湿をし、昼に塗り直すようにしています。
外出時には、保湿の後に日焼け止めを塗り、塗り直しができるよう小さめの日焼け止めをカバンに入れています。
朝塗ったらそのままという方も多いかもしれませんが、日焼け止めは塗り直しをすることでより高い防御力を発揮をしてくれるので、少し意識してみてください。
まとめ:「自分の最適解」を見つけて夏を乗り切ろう
夏のスキンケアを攻略するためには、まず夏にどんな肌トラブルが起こる可能性があるのかを知ること。
そして自分の肌状態と現在の肌トラブルを知り、どんなケアが有効かを探ることが大切です。
情報収集をする際も「インフルエンサーの◯◯さんが言っていたから」ではなく、一呼吸おいて「本当にそうなのか?」と自分でリサーチする癖をつけると人や情報に影響されにくくなります。
ぜひ“マイ・ベストのスキンケア”を見つけて、楽しい美容ライフをお送りください。