【元美容部員が解説】自分に合うコスメが選べるようになる7つのポイント

男性美容家EBATO
こんにちは、美容家のEBATOです。
本記事では、コスメ選びでプロがチェックしているポイントをわかりやすく解説します

「何を買えばいいのかわからない」
「自分の肌に合うコスメが欲しい」
「美容のプロがどんな基準で選んでるのか知りたい」

こんな悩みを解決できる内容になっているので、コスメ選びで迷っている方は参考にしていただけたら嬉しいです。

 記事の権威性

これまで各メディアを通じて情報発信や執筆、セミナー講師、コスメの監修などメンズ美容に関するさまざまな仕事を手がけています。元美容部員・美容業界歴は10年以上です。
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 Instagram: ebato.77 /  note: biyouka_ebato

EBATOがコスメ選びで一番重視していること

結論からいうと、僕がコスメを買うとまずチェックをすることは「肌に合うか」という点です。

「肌に合う」とはしみたり、肌に赤みが出ない以外にも

  • 手にとったときのインプレッション
  • 肌なじみのよさ
  • 塗布後の肌の質感(サラサラ、しっとりなど)
  • 心地よく使えるか

など五感も意識します。その上で自分が好きか嫌いか、使い続けたいと思うかで決めています。

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普段使っているコスメは、これらを基準にしたものを使っています。僕は特別肌が強いわけではありませんが、トラブルは起きたことがないですし、買って後悔したものもありません

他者がどうこうより自分の肌で確かめ、感情が動くものをチョイスする。毎日楽しみながら使うことで、思わぬ効果を発揮することもあるんです。

情報収集にはデメリットもある

僕はコスメに限らず、モノ選びをする際は口コミやレビューを一切見ず、自分の裁量で買うようにしています。

他者の意見は確かに参考になる部分もありますが、先入観ができてしまったり、ネガティブな意見に引っ張られやすくなる面もあると感じています。

なので僕は自分の直感を鈍らせないように「A社から新しい化粧水が出る」という情報以外はキャッチしないようにしています。

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あえて他者からの情報を入れないことで「どんな商品なんだろう?」というドキドキも楽しみたいというねらいもあります

もちろん上手に情報処理をできる方は、気にする必要はないのかもしれませんが、口コミや評価点が高いのと、自分の肌に合うかはイコールではないことは覚えておきましょう。

自分の直感を磨くと“最高のコスメ”に出会える

「肌に合うコスメ選び」とは、自分の中にいかに多くの引き出しを持つかだと僕は思います。

最初はどれも同じに感じたり、ピンとこないかもしれませんが、色々な種類のコスメに触れることで経験値が蓄積され、自分だけのコスメ選びの判断基準(価値観)が形成されていきます。

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僕自身も美容に興味を持ち始めた当時は、何が違うのかわからない方でした

そこで、当時通っていたヘアメイクスクールの先生がこんなトレーニングを教えてくれたので、共有したいと思います。

 コスメ選びが楽しくなるトレーニング

  1. 化粧品売場へ行き、目に入ったコスメを直感的に好きか嫌いかで判断をする
  2. 好き嫌いの理由を考える
  3. テスターを使って肌に塗布し、好きか嫌いかを判断する
  4. 好き嫌いの理由を考える

(※売り場の方や他のお客さんの迷惑にならないようにしましょう)

ポイントは、自分なりの理由を考えること。好き・嫌い理由を明確にすることで、より確かな自分だけの価値観が作られていくからです。

「パッケージがカッコいいから好き」「オイリーっぽさが好みじゃない」など理由は何でも構いません。

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経験を積むうちに直感が洗練されていき、志向性の幅も広がります。きっと自分にとっての最高のコスメにも出会うことができるはずです

プロが見ているコスメ選びのポイント6つ

以上を踏まえて、僕がコスメ選びでよく基準にするポイントについて深掘りしてみたいと思います。

ポイント①:ブランドの世界観

Webサイトをはじめ、キャッチコピー、デザイン、容器など様々な手法で表現される世界観は、感情に訴えかけてくれる重要な要素の一つです。

気分が上がることでスキンケアが楽しくなり、贅沢なひとときを送ることができます。

「何を買っていいのかわからない」という方はまず、直感的に自分がしっくりとくきたブランドのものはまず手にとってみましょう。

ポイント②:ユーザビリティの高さ

ユーザビリティは、一言でいうと使いやすさです。

たとえば、容器のフタの取り外しやすさや、中身の出しやすさ、置いた時の安定性などを指します。

大手や高級ブランドになると、フタの閉まり具合がわかるように「カチッ」「パチッ」のような音にまでこだわり・配慮されたコスメもあります。

普通の人なら気にしないような細かい部分まで目が行き届いているアイテムは、作り手の情熱や気遣いを感じられるので、個人的には高評価です。

ポイント③:テクスチャーの質

触覚で感じる質感も好みを左右する要素の一つです。

たとえば、化粧水一つとっても水に近いシャバシャバしたものもあれば、とろみのあるしっとり感が強いものもあります。

どれが一番いいというのはなく、肌にのせたとき、伸ばしたとき、時間が経ってからの肌触りの好き嫌いで判断してみましょう。

ポイント④:心安らぐ香りか

自分が落ち着ける香りであることは大前提ですが、「香りの強さ」「持続性」「クオリティ」も大きな評価ポイントになります。

香りに敏感な方は、人工香料なのか、天然香料なのかもチェックしておくと安心です。

ポイント⑤:成分の組み合わせ

化粧品は法律で全成分を表示すること義務づけられています。

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容器またはパッケージに必ず記載されているので、興味のある方は見てみてください

それなりの知識は必要ですが、全成分表示を見ることでどんな特徴のコスメなのかが一目でわかるようになっています。

全成分表示は、たとえるなら「料理のレシピ」です。成分同士の相性や組み合わせ(材料)、分量(調味料の分量)によって使用感、質感、保湿力(風味・美味しさ)などガラリと変わることもあります。

つまり、作り手の創意工夫が見える部分というわけです。

保湿成分にも様々な種類があり、肌にうるおいを与える方法も一つではないので、どうアプローチするかが作り手の腕の見せ所です。

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さらにホームページ、商品のリーフレットにある訴求と照らし合わせてみると、作り手の意図が見えて思わぬ発見に繋がることもあります

ポイント⑥:自分の肌悩みにマッチしているか

「しっかりと効果を実感したい」「何を使ってもピンとこない」という方におすすめなのが、こちらの選び方です。

自分の肌悩みにマッチしたコスメを選ぶことで、ポテンシャルが発揮しやすく、肌コンディションも向上します。

ある程度選択肢を絞ることもできるので、迷いにくくなるメリットも。

ポイント⑦:なぜそれを作ったのか

作り手の「顔」が見える商品というのもコスメ選びでは重要だと僕は思っています。

どんな思いで作ったのか、開発中にどんな苦難があってどう乗り越えたのか、など人柄がわかるような秘話、共感できるエピソードはは感情がぐっと動かされ、購買意欲が掻き立てられるからです。

  • 「この人が作ったものなら買いたい」
  • 「これだけこだわっているならイイものに違いない」
  • 「きっと私の肌をきれいにしてくれるはず」

こういった思想を感じられる商品はそれだけで魅力的に見えるので、判断材料としても十分といえると思います。

まとめ:幅広い視点でコスメ選びを楽しもう

僕が本記事を通して一番お伝えしたいことは、コスメ選びに正解はないということ。今回ご紹介した僕なりの選び方もあくまで一例にすぎません。

コスメ選びで大切なのは、多様な価値観を育むことだと僕は思います。

色々な視点を持つことで、普通の人が気に留めない魅力に気づけますし、幅広い選択肢を持つことで自分に合うコスメに出会える確率もぐっと上がるはずです。

効果効能にとらわれすぎたり、他者の意見に振り回されず、ぜひ多くのコスメに触れて自分なりの志向性や好みを確立してみてください。

きっと最高のコスメがあなたを待っていることでしょう。

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