きれいな肌ってどんな肌?清潔感を生む理想の肌をプロが解説

「清潔感のあるきれいな肌になりたい」と思っても、具体的にどんな状態を目指せばよいのか分からず、なんとなくスキンケアを続けている人は少なくありません。

実は、きれいに見える肌には共通する条件があり、その基準を知るだけでお手入れの方向性が見えてきます。本記事では、1万人以上の肌を見てきた元美容部員の視点から、清潔感のある理想の肌の目指し方についてわかりやすく解説します。

理想の肌を表す「うなはだけつ」とは

結論:きれいな肌は6つの共通点があります。

理想の肌を目指すには、まず「どんな状態がきれいなのか」を知ることが大切です。

基準が曖昧なままでは、化粧品選びやスキンケアの判断もぶれ、結果につながりにくくなります。

美容業界では、以下の要素の頭文字をとって「うなはだけつ」と呼び、美肌を判断する目安として使われています。

  • うるおいがある
  • なめらか
  • ハリがある
  • 弾力がある
  • 血色がいい
  • つややかである

一つずつ詳しく掘り下げてみましょう。

う:うるおい|水分が保たれた状態

角層に十分な水分が保たれ、乾燥によるつっぱりや粉ふきが起きにくい状態です。水分が満たされることでバリア機能が整い、外部刺激を受けにくくなる点も大きなメリットです。一方で、洗いすぎや保湿不足、紫外線ダメージなどは水分保持力を低下させ、乾燥や小ジワの原因になります。

な:なめらかさ|凹凸の少ない質感

キメが整い、触れたときにザラつきや引っかかりを感じにくい状態です。表面が均一になることで光をきれいに反射し、清潔感のある印象につながります。過度な角質除去や乾燥はキメの乱れを招き、ゴワつきやくすみの原因となります。

は:ハリ|たるみのない引き締まった肌

頬やフェイスラインなど顔全体がすっきりと引き締まって見える状態です。引き締まりが保たれることで、若々しく清潔感のある印象につながります。乾燥や紫外線ダメージ、加齢による肌の水分量低下は、たるみやゆるみの原因になります。

だ:弾力|押すと戻るやわらかさ

指で軽く触れたときにやわらかく沈み、すぐ元に戻る赤ちゃんのような肌といえばイメージしやすいでしょうか。この戻る力があることで、疲れた印象やしぼんだ印象を与えにくくなります。乾燥や血行不良、生活習慣の乱れは、弾力低下を招く大きな要因です。

け:血色|健康感を生む赤みのバランス

血流が滞るとくすみや青白さが目立ちます。入浴・運動・睡眠が血色改善に直結します。

つ:ツヤ|自然な光沢のある見た目

適度な油分があり、表面がなめらかで光が均一に反射し、明るく健康的に見える状態です。適度な光沢は透明感や清潔感を高め、肌全体の印象を底上げします。皮脂の取りすぎや保湿不足は、くすみや乾いた質感の原因になります。

「うなはだけつ」を整える基本スキンケア

結論:美肌は特別なケアより「正しい順序」が重要

理想の肌に近づくために必要なのは、高価なアイテムではなく、洗う・うるおす・守るという基本ケアの積み重ねが大切です。順序と正しい方法で行うことで、スキンケア初心者でも肌本来の機能を引き出し、健やかな状態へと導くことができます。

美肌づくり基本の3ステップ

STEP1
汚れを落とす「洗顔」

汗や皮脂、ほこりなどの汚れをやさしく落とし、肌を清潔な状態に整えます。洗いすぎは乾燥を招き、うるおいやツヤの低下につながるため、落としすぎないバランスが重要です。

STEP2
水分を保つ「保湿」

水分が保たれることで、なめらかさ・ハリ・ツヤといった美肌要素が支えられます。化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームといった油分もあわせて補いましょう。

STEP3
外部刺激から守る「保護」

紫外線はハリ低下やくすみなど、将来の肌印象を大きく左右する要因になります。日中のUV対策や、うるおいを逃がさない保護ケアを習慣化することで、乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守ります。

詳しいスキンケアの順番ややり方については、下記記事で解説しているので、参考にしてみてください。

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理想の肌を目指すための生活習慣

結論:きれいな肌は毎日の過ごし方から生まれる

清潔感のある肌に近づくためには、スキンケアだけでなく日々の生活習慣を整えることが欠かせません。

うるおい・ハリ・血色・ツヤといった要素は、体の内側の状態とも深く関係していますだからこそ、無理なく続けられる習慣を積み重ねることが、健やかで清潔感のある肌への近道になります。

しっかり眠る

睡眠中は、日中に受けたダメージを回復する大切な時間です。睡眠不足が続くと、くすみや乾燥、ハリ不足といった変化が現れやすくなり、見た目の印象にも影響を及ぼします。まずは毎日同じ時間に眠ることから意識してみましょう。

バランスよく食べる

肌は、日々の食事からつくられています。特に意識したいのは、

  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

を偏りなく摂ることです。最初は難しく考える必要はなく、主食・主菜・副菜をそろえることから始めてみましょう。

体をあたためる・動かす

血流が滞ると、顔色は暗く見えやすくなります。

  • 湯船につかる
  • 軽く体を動かす
  • 冷えを防ぐ

といったシンプルな行動でも、血色感やツヤのある印象を保ちやすくなります。続けやすい方法を一つ決めて、日常の中に取り入れることが大切です。

まとめ|美肌は毎日の積み重ねでつくられる

きれいな肌とは、ただトラブルがない状態ではなく、うるおい・なめらかさ・ハリ・弾力・血色・ツヤが整った状態が理想です。

肌は一日で変わるものではありません。しかし、日々の小さな選択は確実に未来の印象を左右します。だからこそ大切なのは、完璧を目指すことより、正しいケアを続けることです。

今日のケアの積み重ねが、これからのあなたの清潔感と若々しい印象をつくっていきます。

WRITERこの記事の著者

EBATO

EBATO メンズ美容家

1987年・千葉県出身。ITエンジニアから未経験の美容業界に転身し、大手化粧品メーカーにて美容部員として3年間従事。1万人以上の肌悩みと真摯に向き合い、一人ひとりに合った美容法の提案を行う。美容家として独立後、メンズ専門美容ブログ「Men's Beauty Design Lab」を開設。300本以上の記事を自ら執筆し、総読者数は10万人を超える。現在はテレビやラジオ、美容誌などの各種メディアに多数出演。執筆や講師業、化粧品・美容ギアのプロデュースなど活動は多岐にわたる。保有資格:日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ、化粧品成分検定1級。受賞歴:第9回コスメコンシェルジュコンテスト金賞。