美容のプロが絶対にやらない肌が老化する6つの習慣

男性美容家EBATO
こんにちは、美容家のEBATOです
本記事では、絶対にやってはいけない肌が老化する習慣5つをご紹介します

見た目年齢を大きく左右する「肌」。僕は見られるのも仕事なので、見た目や肌のメンテナンスはかなり気をつけています。

歳をとれば誰でも老化すると諦めている方もいるかもしれませんが、日々のお手入れや老化を進行させる要素を取り除くことで、その速度を遅らせることができます。

そこで美容のプロが絶対にやらない「肌が老化する習慣5つ」について解説してみたいと思います。

 記事の権威性

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老化に負けない秘訣は「やる」よりも「やらない」

きれいな肌の人を見ると「エステに行ったり、スキンケアをたくさんやっているのかな」と思うかもしれませんが、実は「何をやるか」より「何をやらないか」の方が重要です。

なぜなら、美容というのは必ずしもプラスになるわけでなく、かえって肌の状態を悪くしてしまう原因にもなるからです。

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自分にとって必要なケアを必要な分だけ行い、肌に悪いとされているマイナスの要因は極力避ける。
これが僕が長年の経験から導き出した最も効率的かつコスパもいい美肌の秘訣です

確かにシミやシワが目立ってくると「何かをしなきゃ!」という焦る気持ちはよくわかります。

ですが、本当に必要なのは「なぜそうなったのか」を知ることです。原因を一つひとつ取り除き、残ったものだけをやるだけで肌は驚くほどきれいになります。

本記事では、アラフォーの僕が絶対にやらないと決めている肌が老化する習慣について深掘りしていきます。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

肌が老化する習慣その①:摩擦

摩擦がなぜ肌に悪いのか

スキンケアをしているはずなのに、肌がくすんで見える
顔の赤みが目立ってカッコ悪い……

こうした悩みは、摩擦によるダメージが原因かもしれません。

肌の厚さは約2mmと言われており、そのうち一番外側の角層(肌を乾燥や外からの刺激から守る重要な部位)と呼ばれる部位は、0.02mmほどしかありません。

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0.02mmは台所用のサランラップと同じくらいの厚さです

ゆえに「擦る」「擦れる」といった刺激を受けると、肌に小さな炎症が起きて肌荒れの原因になるわけです。

さらに摩擦によるダメージが蓄積することでメラニンが過剰に生成され、シミやくすみとなって肌に現れる場合もあるので、十分に注意する必要があります。

摩擦が起きやすいシチュエーション

自分は気をつけているつもりでも、知らず知らずのうちに摩擦を与えてしまっている場面は数多くあります。

  • 洗顔時
  • 目元のクレンジング
  • 洗顔後のタオルの使い方
  • 保湿時
  • メイク時
  • 洗顔ペーパーの使用時

ここで気をつけたいのが、摩擦とはあくまで「擦って刺激を与える」ということです。

肌に「触れる」「なでる」は摩擦ではない点を念頭において、肌をいたわるスキンケアを心がけることが大切です。

肌が老化する習慣その②:早食い

「糖化」が肌を老化させる

近年、美容や健康分野で注目を集めているのが「糖化」と呼ばれる老化現象です。

糖化とは、体内の中に取り込まれた「糖」がタンパク質、脂質と結びついて変性する反応のこと。

糖化が起こると「AGEs(エイジズ)」という有害な老化物質を作り出し、シワやシミ、たるみの原因になることがわかっています。

若々しい見た目をキープするためには、「AGEs」を作らせない・溜めこまない生活習慣を送ることが大切です。

早食いをすると糖化が促進される

早食いが老化を助長させてしまう理由は、糖が血管内で余ってしまうから。

先ほど糖化は、余った糖がタンパク質と結びつくことで起きると話しましたが、早食いをすると糖の消化が追いつかないため、糖化の原因になるというわけです。

また、早食いをすると血糖値の急上昇を招くため、食後の眠気→パフォーマンス低下の悪循環にも陥りやすくなるので想像以上にデメリットが大きいことを覚えておきましょう。

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時間がないからといって早食いしても長期的に見れば、ゆっくり食べる方が人生の資産価値は大きいと僕は思います

できることから改善することが重要

「AGEs」は一度体内で作られると排出されにくいことから、作らせないことが大切です。

具体的な対処法として、食生活の改善が効果的とされています。

たとえば、甘いもの、揚げもの、ジャンクフード、加工肉などはAGEsを多く含む食べ物の代表格です。

僕自身、甘いものが大好きなのですが、あらかじめ食べてもいい日を決めてそれ以外の間食はナッツやゆで卵、フルーツに置き換えるようにしてます。

このように、まずは自分のできる範囲で食生活を改善に努めてみましょう。

肌が老化する習慣その③:睡眠時間が短い

肌がきれいな人ほどよく眠る

睡眠が心身に悪影響を与えることは皆さんご存知だと思います。

では、具体的にどうして睡眠と美容には深い関係があるのか。そのカギは2つのホルモンが関わっています。

  • 成長ホルモン:新陳代謝を促して紫外線などから受けたダメージの修復と再生を行う
  • メラトニン:成長ホルモンの分泌を促進し、良質な睡眠をもたらす

これらのホルモンが正しく分泌されることで、結果として肌の老化を遅らせることにつながるわけです。

つまり睡眠とは、肌のメンテナンスタイムともいえます。

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日々ストレスに晒され続けている心もメンテナンスをしないと荒んでしまうように、睡眠時間が短いと肌の調子が悪くなるのは必然です

成長ホルモンと睡眠ホルモンのの分泌を活性化するには、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが重要です。

寝具や空間、ライフスタイルなど自分が快適に眠れるノウハウを見つけましょう。

睡眠は「時間」と「質」どちらが大事か

よく「睡眠は質が大事」という話を耳にしますが、僕はまず必要な睡眠時間を確保すべきと考えています。

理由は単純で、十分な睡眠時間を確保できないのに質を上げることは難しいからです。

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たとえば、本来7時間寝ないとダメな人がいくら質のいい睡眠をとっても、4時間の睡眠時間でスッキリ起きられる人は少ないですよね

ですから、質を追求は最低限の条件が揃ってからの話。まず自分が最低限必要としている睡眠時間を確保することが、結果として肌老化の防止につながると思いませんか。

肌が老化する習慣その④:汗をかく習慣がない

汗腺が衰えると肌は老化する

汗と肌老化は関係がないように思えますが、発汗機能が低下することで肌の老化につながることが報告がされています。

汗をかくを敬遠する人も多いですが、実は肌をきれいに保つためのメリットがたくさんあるんです。

  • 肌のバリア機能を高める
  • 肌が乾燥しにくくなる
  • 肌のターンオーバーが整いやすくなる
  • 毛穴がきれいになる

男性は女性に比べて肌が弱い

特に男性の場合、シェービングの影響で肌のバリア機能が低下しやすい傾向にあり、乾燥肌、敏感肌の原因になっている場合も珍しくありません。

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経験からいうと、約6~7割の男性がシェービングが原因で肌が弱りがちです

バリア機能が低下したまま放っておくと肌が乾燥によるダメージを受け、それに伴う肌トラブルを招く可能性も十分に考えられます。

汗をかく手段として運トレ、有酸素運動が理想ですが、運動が苦手な方は軽いヨガをはじめサウナ、岩盤浴でもOK。

積極的に汗をかく習慣を取り入れて、肌自らがうるおうための“肌力”を育てましょう。

肌が老化する習慣その⑤:暇つぶしのスマホ

ブルーライトは光老化を促進する

目への影響がフォーカスされがちのブルーライトですが、2022年に医薬品メーカーの第一三共ヘルスケアが「ブルーライトが光老化を促進させる」という研究結果を発表しています。

メカニズムを簡単にまとめると、

  1. ブルーライトを浴びすぎと肌が炎症を起こす
  2. シミの原因であるメラニンが過剰に増加
  3. 肌の弾力、ハリを司るコラーゲンの量が低下

とのこと。

スキマ時間のスマホが肌のダメージ蓄積につながることを考えると、なるべく他のことに時間を使いたいところです。

また、寝る前のスマホは入眠までの時間が長くなりやすく、質も悪くなるので必要時以外は使用を控えるのがベターです。

SNSは幸福度を下げる

少し話は逸れますが、長時間のスマホはメンタル面も大きなマイナスです。

長時間SNSを眺めている人はそうでない人に比べて、幸福度が低いという研究報告もあります。

確かに膨大な情報を得たり、コミュニケーションにおいて便利な反面、情報の質はそれほど高くないのに依存性が高い面もあり、ジャンクフードに近いようにも思えます。

幸福度が低いとポジティブな感情が湧きにくく、メンタル面が左右するスキンケアの効果も十分に得られない可能性もあるかもしれません。

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今だけの欲求をとるのか、将来の自分をとるのかをよく考えて上手に付き合っていきたいですね

肌が老化する習慣その⑥:日焼け止めを塗らない

老化の7割は紫外線による影響

紫外線は肌に悪いことはご存知だと思いますが、皮膚に影響を与える紫外線は「UVA」と一部の「UVB」です。

  • UVA:シワ、たるみの原因になる
  • UVB:シミやそばかす、乾燥、肌荒れの原因になる

紫外線による老化は「光老化」と言われ、細胞にダメージを与えて老化を促進するだけでなく、皮膚の細胞の遺伝子を傷つけることもわかっています。

これらのことから米国皮膚科学会では、老化の7割は紫外線によるものだと考えられており、老若男女問わず紫外線ケアが推奨されています。

いま浴びた紫外線が10年後の「シミ」「シワ」「たるみ」に

一般的に「シミ」「しわ」「たるみ」といった肌老化は、20代後半くらいから始まり、30代に入ると徐々に目立つようになります。

これは、青年期までに一生に浴びる分の半分以上を紫外線を浴びてしまうといわれているためです。

では「30代、40代から紫外線対策をしても意味がないか?」というと全くそんなことはありません。(紫外線ダメージを挽回するケア方法も後述します)

・「シミ」「シワ」「たるみ」が予防できる
・毛穴が目立ちにくくなる
・肌がゴワつきにくくなる
・ニキビになりにくくする

いま浴びた紫外線で、さらに10年後のシミやシワを作らせないことが老け見え防止にもつながります。

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紫外線対策は、将来の自分への投資。一日でも早く始めることが大切です。10年後の自分のためにもぜひ今日からケアをしましょう!

おすすめはUVケアができるオールインワンコスメ

紫外線対策として最も効果的なのが「日焼け止め」です。

日焼け止め売り場へ行くと色々なタイプの日焼け止めがあり、「どれを使っていいのかわからない」という人も多いと思います。

基本的には、スタンダードな伸びがよく、サラッとしているジェルタイプ、敏感肌でも使えるミルクタイプあたりが望ましいです。

僕が一番におすすめしているのは、UVケアができるオールインワンコスメ。

洗顔後やヒゲ剃りのあとの保湿と一緒にUVケアが行えるので、時間がない朝や時短をしたい人にうってつけのアイテムです。

マニフィーク オールインワン ジェル UV

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化粧水、美容液、乳液、クリーム紫外線ケア、トーンアップの6役を1つでケアできる。つけ心地が軽く、しっとりと潤うので日焼け止めデビューにもおすすめ。UVカット効果は国内最高基準の「SPF50+」「PA++++」と隙のない逸品です

思い立ったが吉日。男女問わず今日から紫外線ケアをしっかりと行いましょう。

自ら老化を促進させてしまわないためにも、用法用量を守って上手に付き合っていくことが肌だけでなく、心身の老化防止にもつながると僕は思います。

まとめ:少しの意識改革が肌運命を変える

以上が、僕が絶対にやらないと決めている肌をが老化する習慣です。

お気づきかもしれませんが、特別難しいことをやっているわけではありません。少しの意識を変えれば、誰でもすぐに出来ることばかりだと思います。

ですがその少しの意識改革が、若々しい見た目を保ちつつ、上手に歳を重ねる秘訣でもあると僕は考えています。

本記事が一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。


参考記事

資生堂、「折れ曲がり回転する」汗腺の加齢変化の実態を解明(資生堂より)

ブルーライトによる皮膚の光老化促進とトラネキサム酸による抑制作用を確認(第一三共ヘルスケアより)

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