やるべきことがあるのにやる気が出ない時の対処法《やる気を20倍にする脳科学》





こんにちは。EBATOです。

「やらなきゃいけないことがあるのに、やる気が出ない!」こんな風に思ったことはありませんか。

やる気を出そうと思うと、かえって嫌な気持ちが大きくなって結局何も手を付けられなかったという人は多いと思います。

実はやる気を引き出す方法はそう難しくありません。やる気は脳によってコントロールされています。つまり、どんな時にやる気が上がり、下がるのかを知っておけばいいわけです。

そこで今日はやる気を20倍高めるテクニックをご紹介します。

やる気が出ない本当の理由

やるべきことを先延ばしにしてしまう人は、自分のことを「意思が弱い」と諦めたり責めたりしているかもしれませんが、それは大きな間違いです。

  • 部屋の掃除をしなきゃいけない。でも面倒だ
  • ジムに入会したのに行く気が起きない
  • 英語の勉強のために本を買ったのに一度も開いていない

実はこういった先延ばしやいつまでも行動できない人は、真面目な性格が裏目に出ている場合が非常に多いです。真面目な人は段取りを踏んで物事をこなそうとします。その勤勉さこそがやる気を奪っているのです。

人間の心理として、建前よりも本音に強く感情が引っ張られる習性があります。例えば、「ダイエットしないといけない」が建前で「運動をしたくない」が本音だとすると、100%本音が勝ちます。

不思議なものでこの現象は「ダイエットしないといけない」と強く意識すればするほど、「運動をしたくない」という本音が強くなっていく傾向にあります。

つまり、無理にやる気を出そうとしてもかえって逆効果になってしまうのです。

また、真面目な人ほど自分に厳しい傾向があります。ダイエットをする=ダイエットメニュー全てをこなすことがミッションの完了という考え方のため、やるべきことのハードルが高すぎるのもやる気を奪う原因の一つなのです。

やる気を20倍高める方法

脳の仕組みがわかったところで、実際にやる気を高める方法について解説していきます。

やる気を高めるのに絶対といっていいほど必要なものがあるのですが、何だかわかりますか。それは「ドーパミン」です。

モチベーションを高める「ドーパミン」

ドーパミンとは、幸せホルモンとも呼ばれる幸福物質です。私たちが「楽しい」「幸せ」と感じているときにドーパミンは分泌されます。

そしてドーパミンが分泌されないことには、やる気は永遠に湧いてきません。つまり、やる気を高めるためにはいかに「ドーパミン」を制するかがカギになってくるわけです。

とはいえ、やりたくないことをいきなり楽しめといわれても難しいでしょう。

誰かのために頑張る

家事にしても、ダイエットや勉強にしても頑張るのは自分のためだと思っている人がほとんどだと思います。

ですが、人間は基本的に怠け者です。自分のために頑張ろうとすると膨大なエネルギーを消費しますし、自分で限界を決められるので何かを継続する目的には不向き

そこで、あなたの大切な人の顔を想像してください。スキルアップをして成果を出すことができればあなたの評価は上がり、ダイエットをしてたくましい(女性らしい)カラダになったらパートナーはきっと惚れ直してくれるでしょう。

貢献から生まれる「エンドルフィン」

人は「大切な人のため」「誰かのため」に行動するとき、「ドーパミン」以外にも「エンドルフィン」という幸福物質が分泌されます。実は「ドーパミン」と「エンドルフィン」が同時に分泌されることで、ドーパミンの幸福度を10~20倍にも高める効果が報告されています。

最初にお話したように、やる気を出すために必要なことは脳の仕組みを知り、脳が喜ぶ環境を作ることです。「ドーパミン」と「エンドルフィン」が分泌することで、あなたの脳内はやる気であふれかえること間違いありません。