こんにちは。EBATOです。
あなたは「やりたくないけど、どうしてもやらないといけないこと」に直面したときどのように対処をしていますか。
気が進まないことを嫌々やっていると時間がかかったり、ミスが増えたりしてどうしても効率が悪くなってしまいますよね。
早く終わらせてしまえば解放されるとわかっていても、「やるぞ!」と思うほど気が重くなるもの。
そんなときはまず、「どうしてやりたくないのか」を考えてみてください。
やりたくないと感じるのは「理由」がないから
人は誰でも無意味なことをやりたがりません。学校の勉強や押し付けられた仕事を心から楽しいと思って取り組む人は少数です。
逆にいえば、自分がやるべき理由を見つけることができれば納得して取りかかれるようになるわけです。
例えば、押し付けられた仕事なら「この仕事には自分にとってどんなメリットがあるのか」と考えてみます。仕事を計画立てて進めるのが苦手なら、1分でも早く終わらせられるようなやり方を考えてみる。自分が得意なスキルに磨きをかけてもいいでしょう。
一見すれば退屈な仕事でも、得るものが全くないというケースは稀だと思います。そうやって小さな発見を見つける力を培えば、視野が広がることだってあるかもしれません。
やりたくないことをダラダラとやっても、時間を浪費するだけ。それなら何か自分のためになるものを見つけて「やった方がいい理由」を作ってしまった方が何倍もお得です。
やるべき理由は、やりたくないにある
とはいえ、どうやってやるべき理由を見つけるかが問題です。そのためには「自分がやりたくないと思っている理由」を明らかにしていく必要があります。
例えば、あなたが企画書を明日までに作らなければならないとします。やりたくない理由が「資料をまとめるのが遅いから」だとしましょう。
そこから見える、やるべき理由は「資料まとめが上手くなるチャンスを与えてもらった」とも言い換えられるわけです。確かに時間はかかるかもしれませんが、この機会を利用してわかりやすい資料とは何か、人の心を動かすプレゼンについて調べてみるとスキルアップにつなげることができるのです。
このようにゴールを明確化することで、やる意味は生まれます。
やりたくないことに対して、無理にやる気を出そうとするとかえって逆効果。それならば「自分はこの企画書を作りたくない」ということを認めたうえで、自分のメリットになることを見つけ出すことで「それならやってもいいかな」と切り替えることができます。
やりたくないことは無理をして気張らないことも大切なのです。