こんにちは。EBATO(@ryuta_ebato)です。
今日は、行動できない無気力状態から脱出するための方法についてお話します。
・やる気が出ないまま時間だけが経つ
・自分の意志の弱さに嫌気が差している
この記事でわかること
- 無気力が起こるメカニズム
- やる気スイッチの見つけ方
- 無気力を回避する方法
「仕事がなかなか手につかない」
「ダイエット中なのに運動するのが億劫だ……」
「せっかくの休日なのに何もしたくない」
誰でも一度はこんな経験があると思います。やらなきゃいけないとわかっているのに、意識するほど動けなくなっていきますよね。
そんなとき、自分のやる気スイッチを自由に入れることができたらきっと人生が変わるでしょう。
何でもすぐに行動できる人とそうでない人との差というのは、実は些細なことだったりします。
その違いは「自分の集中力を高める方法」を知っているかどうか、たったこれだけの差なのです。
結論からいうと、集中力を高めるためには「環境」「カラダ」「行動」の3つからアプローチしていくのが効果的。
そこでここからは心理学に基づいた、やる気を10倍に引き出す具体的なメソッドをご紹介していきましょう。
子どもがなぜ机に向かって勉強できないのか
子どものころ遊んでばかりいると両親から「勉強しなさい!」と怒られた経験のある人は多いと思います。
「はい」と返事をして机に向かってみたものの、勉強が全然手につかず、けっきょく次の日に友だちの宿題を写させてもらったなんて話はよくあります。
勉強が集中できない理由はズバリ「記憶」にあります。私たちは無意識に物とそれに対する行動を結びつける習性があるのをご存知でしょうか。
机=勉強・仕事をする、ジム=運動をする、カフェ=食事をするといった具合です。学校で勉強するようになると、当然わからないところが出てきたり、テストで悪い点を取ったりするケースがあるわけです。
そういったネガティブなイメージが積み重なっていくと、机をみたときに苦い記憶が蘇って拒否反応を起こします。すると「失敗するのが嫌だな」と感じるようになり、集中力が失われていくのです。
このように「やる気」と「環境」はとても深い関係性があります。
一流の人がルーティンを大切にする理由
かの有名なスティーブ・ジョブズといえば、黒いタートルネックにデニムという服装を思い浮かべると思います。
同じ服を着ているのは単に考えるのが面倒というわけではなく、彼にとってあの服装が一番クリエイティブな発想ができる状態だからです。
元メジャーリーガーのイチローさんも現役時代は毎朝奥さんの作るカレーを食べるのが習慣なのは有名な話。
一流の人たちは、自分が一番集中できる状態に持っていくための術を確立しているわけです。
自分の集中パターンがわからない人は
日頃から自分がどんな環境で集中できるのかを記録しておくことをおすすめします。
僕が今でもやっているのは、どこでどんな仕事をして、どれくらい集中できたのかを手帳に記録するようにしています。
記録することで、同じ環境でも集中できた日とそうでない日の違いを見つけやすくなるからです。
もし、職場でフリースペースなどがある場合は、自分のデスクから離れて仕事をしてみるのもいいかもしれません。在宅ワークも非常に効果的です。

血流が悪くなると集中力は低下する
デスクワークをするサラリーマンは多いと思いますが、実は姿勢も無気力と大きく関係していることがわかっています。
肩こりや腰痛に悩んでいる人がものすごく増えているように、同じ姿勢で作業をしていると血流が悪くなっていきますね。
しかし、集中するためには多くのエネルギーが必要。血流が悪いと全身に血を巡らせることができないため、脳のパフォーマンスは落ちていくばかりです。
この状態で仕事をしていても些細なミスをしたり、クリエイティブな発想も浮かびません。
そうならないためにも全身に血を巡らせる工夫をする必要があります。例えば、
- 階段を登り降りする
- 立って仕事をする
- 有酸素運動をする
といった方法があります。たまに椅子の代わりにバランスボールに座って仕事をしている方を見かけますが、理にかなった方法だと思います。
スマホは無気力の原因になる?
よくスマホを長時間使うと、集中力が落ちるということがいわれていますが、僕は正しいのではないかと思っています。
スマホを使っている人の8割以上の人は「猫背」「肩が内に入る」「首が下を向く」という姿勢をとっています。
やはり同じ姿勢をとるわけですから血流が悪くなっていくでしょう。それに加えてまるで落ち込んでいるようなネガティブな印象を受ける姿勢のため、気持ちまで落ちていくのではといった見解もあるくらいですから、スマホをいじるときは姿勢にも注意をしたいですね。

アスリートも使う集中力を極限まで高める「色」
色が与える心理効果もまた絶大です。ここぞの場面で集中したいときは「青いもの」を身に付けたり、置いておくといいでしょう。
青をみるとことで、血圧を下げて呼吸を整える効果があるといわれています。陸上トラックや卓球台が青いのも、選手の集中力を高めるためなのだそうです。
また、青には鎮静効果もあるので、不眠気味の人は寝具などを青いものに変えることで、睡眠の質が上がります。
このように無気力から脱却するためには、心構えを変えるよりも環境やカラダ、行動を整えていくことで自分なりのやる気スイッチを入れ方がわかってきます。
無気力なところに無理にやる気を出そうとしてもかえって逆効果になります。自分が逃げたくなる行動パターンを把握しておくことも効果的だと思います。

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