折れない心を作るには?メンタルが強い人の特徴【200人分を分析してみた結果】





こんにちは。心理カウンセラーのEBATO(@ryuta_ebato)です。

今日は、メンタルが強い人の特徴についてお話します。

・メンタルの弱い人が陥りがちな思考
・プレッシャーに負けないメンタル術
・強い心でいるために必要なこと

コンスタントに成果を上げていくうえで、安定したメンタルを保つことはとても大切ですよね。

僕自身、二度ほどうつ病を経験していますが、一番はじめに発覚したのは社会人3年目の暮れのことでした。

業務上での失敗に落ち込んだり、思いどおりにいかなかったり、残業続きだったりと心の余裕が全くないまま毎日を過ごしていました。

一番の原因が過労であることは間違いありませんが、自分の考え方にも改善すべきことはあったと思います。

寛解してからは、メンタルが強そうだと思う人の話を聞いたり、本をたくさん読んだりしました。ざっと200人分くらいのノウハウが溜まったんじゃないでしょうか。

そこで今回は、メンタルが強い人に共通する「メンタル強化術」をご紹介したいと思います。

やりたいことを持っている

そもそもあなたは、どうしてメンタルを強くしたいと思っているのでしょうか。

  • 他人によく思われたいから?
  • 周りからどう思われるか不安だからでしょうか?

僕もそうだったのですが、メンタルが弱い人というのは全て「他人が軸」になっている場合がとても多いです。

第三者の評価で一喜一憂し、喜んだりヘコんだり。ポジティブなことならまだいいのですが、生きていれば必ずネカティブなこともありますよね。

すると他人が軸になっている人は、自分に自信を無くしたり、存在価値が無意味に感じてしまったりするわけです。

人生は自分が主人公なのに人の顔色ばかり伺って生きていては、めちゃくちゃ生きづらい人生になってしまいます。

「自分は何になりたいのか」を考えてみる

「他人が軸」になっている人はまず、自分に正直になってみることをおすすめします。

他人のことは一切気にせず、自分がどんな人生を送りたいのか、どんな仕事をして生きていきたいのか、やりたいことは何かなどなど。

人生の軸を自分へシフトしていくことで、かなり楽に生きられるのではないでしょうか。

「他人が軸」は本当にしんどい

僕はうつ病が原因で会社から事実上のクビ宣告を言い渡された経験があるのですが、次の職探しをするときに最初は「他人が軸」になっていました。

家族に迷惑をかけないくらいの収入、当時お付き合いしていた女性に不自由をさせないためには……などを基準にしていたのです。

そんなことを考えれば考えるほど、自分が辛くなるばかり。症状が悪化しそうなくらいでした。

ですが、あることがきっかけで「自分が心からやってみたいこと」が見つかり、そこへ向かって進むようになってからは人生が180度変わりました。

誰になんと言われようとも、気にならなくなったのも自分にとって大きな進歩だったと思います。

“ポジティブ力”が高いと人生イージーモード

どんな人でも生きていれば、良いこと悪いことに必ず遭遇しますよね。

僕も以前は自分に対しての期待値がとても高かったのでよく「こんなはずじゃない!」と理想と現実のギャップに幾度となく苦しんでいました。

メンタルが強い人は人生に悪いことがあることをしっかりと受け入れていて、「1勝9敗でもいいや」と思っている人が多いような気がします。

普通ならそんな失敗や不運が続くと心が折れてしまいそうですが、彼らの場合はネガティブなことをポジティブに変換できる能力が高い傾向にあります。僕はこれを「ポジティブ力」と呼んでいます。

例えば、取引先からクレームが来たら普通なら落ち込んだり、理不尽だといって愚痴ったりするでしょう。ですが、ポジティブ力が高いと「改善点のヒントを教えてくれた!」「怒るくらい真剣に向き合ってくれているんだ!」と思うわけです。

こういったネガティブなことをさえもポジティブに変換して自分の力に変えられる人は、逆境に強いですし安定したメンタルを保つことができます

僕も最近やっとこの考え方に慣れてきたおかげで落ち込むことがほとんどなくなり、充実した毎日を送れるようになりました。

自己決定は有益な方を選ぶ

自分で決めると幸せになれる?

メンタルが強い人は、幸福度も高い傾向があることがわかっています。あなたは物事を自分本位で決められていますか。

神戸大学と同志社大学が共同で幸福度に関する調査を行いました。所得、学歴、健康、人間関係など人が一番幸福を感じる要因について調べたところ、自己決定性が一番高いことがわかったのです。

つまり、人は自分の意思で決めて生きることが一番幸せになれるのではないかという可能性を示したことになります。

選択をするうえで大切なのは、「正しい or 正しくない」「良い or  悪い」で決めるのではなく、自分がどうしたいかという軸で決めるということです。

「変わりたい人」が変わらない理由

よく「自分を変えたい」「起業したい」という人がいいますが、大半の人は行動せずに終わってしまいます。それは何かしらの原因で変わらないこと、起業しないことを自分で選んでいる場合がほとんどです。

自分の思いとは真逆の選択をしている理由は、環境や他人が軸になってしまっている、そもそも目的が不透明などが考えられるでしょう。

自分で決めると覚悟ができる

判断の基準を有益な方を選ぶのがコツです。有益というのは、金銭などの物理的なもの、自分が楽しいといった精神的なもの全てをひっくるめて総合的に判断します。

自分が軸になっていないと、自分で決めているつもりでも実は無益な方を選んでしまっているパターンが往々にしてあります

そのような場合、自分の中では「自分で決めていない」と理解していますから、言い訳をしたりするわけです。

本当に自分の意思だけで決めると覚悟が生まれて、困難や逆境も乗り越えていくことができます。それがメンタルの強さにもつながっていくのではないでしょうか。

参考にしていただけたら幸いです。

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