こんにちは。EBATO(@ryuta_ebato)です。
今回は、新しい環境や人間関係に柔軟な人ほどうつ病にかかりやすいというテーマでお話したいと思います。
メンタル疾患はよく真面目な人や完璧主義者がかかりやすいといわれていますが、実は出世しやすい人や優秀な人材などにも多いといわれています。
心理学には「ビッグファイブ」という最も信頼性の高いパーソナリティを表す尺度があるのですが、その一つ「開放性」が深く関係しているのです。
開放性とは、新しい考えや人間関係、環境などを受け入れる力のことを指します。怖いもの知らずやチャレンジャーとも言い換えられるでしょう。
日本人は変わることに臆病な人が多い国民性を持っているなか、社会的に成功を収める人の特徴といっていいかもしれません。彼らが次々と新しいアイディアを生み出しせる理由は、気づきすぎる店にあります。
普通の人なら無視してしまうようなことでも、開放性の高い人は敏感なセンサーを持っているので良くも悪くも外部の影響を受けやすいのです。例えば、初対面でもその人のパーソナリティを鋭く見抜くことが得意であったり、絵画や映画、音楽などから作者の意図を汲み取ろうとしたり。
ゆえに見たくないもの、感じたくないものまで感知してしまう場合も多いので、不安感やネガティブ思考に陥りやすいという特徴もあるのです。そのため、どこか掴みどころのない人に思われたり、誤解されることもしばしば。
そしてこのタイプの人間は、誰かの支えがなくては生きられません。普段は凛とした姿勢を見せていても、一度崩れると脆いです。しかし、女性のなかには「強さ」と「弱さ」のギャップにぐらっと来てしまう人もいるのではずです。そういった意味でいうと、異性を惹きつける力は高いのかもしれません。
では、柔軟な人がメンタル疾患にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。いちばん大切なのは、「自分を認めること」だと僕は思います。完璧な人間なんていない、自分は人よりも損をすることが多いかもしれないけど、その分チャンスにも恵まれやすい、など自分の存在を大切に思い、認めることで落ち込んでも立ち直れることができるのです。
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