「頭が良くなるゲーム」と「頭が悪くなるゲーム」の差





こんにちは。EBATOです。

あなたはゲームで遊びますか。

実は僕、以前はめちゃくちゃゲーマーでした。一度ハマるととことん突き詰めたくなるタイプなので、それはもう本気も本気で……(笑)。

でも、そんな性格だからこそ日常生活やビジネスシーンで役に立っているなと感じることもあります。

よく「ゲームは時間の無駄。それよりも読書をした方が自分のためになる」という話を聞きますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

あまり広く知られていないかもしれませんが、ゲームをすることで頭が良くなったり、メンタルが安定するという実験データが実は存在します。

そこで今日は賢いゲームとの付き合い方について考えてみたいと思います。

頭が良くなるゲームの遊び方

ゲームをしない人からすると、ゲームをしても何も学ぶことはないという意見が多いでしょう。

確かに単純作業のゲームは娯楽や気分転換には向いているかもしれません。ただ、脳を活性化させるという観点でいえば疑問が残るところです。

では、ゲームで頭を良くするためにはどうしたらいいのか。答えは非常にシンプルで思考するゲームを選べばいいのです。

一言にゲームといっても、囲碁や将棋、チェス、麻雀といった戦術が要求されるゲームもあります。また、パズルゲームやカードゲームも勝つためにはそれなりに考える力が必要です。

こういったゲームはただ遊んでいても強くなるわけではありません。レベルアップしてくためには「あの局面の何が良かったんだろう?」「どうしてあそこで負けたのか」という学ぶ姿勢が絶対的に必要だからです。

勉強でも仕事でもトライ・アンド・エラーを繰り返して自分の形を追求していける人が一流大学に合格したり、高給取りになったりしますよね。ゲームにも同じことがいえるわけです。

つまり、ただ何も考えずにボーッとプレーするのではなく、どんなゲームも本気で打ち込んで「なぜだろう」という好奇心、そして「どうすれば上手くなるのだろう」という探究心を持って遊ぶことで脳がフル回転をするので、頭が良くなる可能性は高くなるのです。

不安が消えるゲームがある?

今、お話したようなゲームの遊び方にも欠点はあります。それは壁にぶち当たりやすいので、ストレス発散には向かないということです。

おそらく多くの人が「ちょっと気晴らしに……」と思い、ゲームを手に取ると思いますが、なかなかクリアできないと逆にストレスが溜まる可能性もあるわけです。

そんなとき、手頃に不安感を抑えてくれるゲームがあるのをご存知でしょうか。誰もが一度遊んだことがある「テトリス」です。

ある実験ではストレスを感じた後、2~3分程度テトリスで遊ぶと、被験者の不安感が軽くなったというデータが報告されています。

テトリスはブロックを積み上げて消すという単純なゲームなのですが、その単純作業によって脳が使われることで不安なことを考えなくなる、というのが理由なのだとか。

パズルゲームやカードゲームなど頭を使うゲームなら同じような効果を得られるとのことなので、ストレス発散をしたいときは「少しだけ」のゲームが大いに役立ちそうです。

やりすぎると脳が疲れてパフォーマンスが低下する恐れがあるので、ゲームは時間を守って遊ぶのがいいでしょう。