「行動できない人」だった僕が「できる人」になれた方法





こんにちは。EBATO(@ryuta_ebato)です。

あなたはやらなきゃいけないことをすぐにできますか?

「やらなきゃいけないのはわかっている。でも……」

と、なかなか行動に移せないことってありますよね。人はなぜ、やるべきことをすぐにできないのでしょうか。私たちは、やらなければいけないことほど「やるぞ!」と努力をしようとします。しかし、実はこの努力こそができない原因となっているのですなぜなら、それが脳の仕組みだからです。

今回はなかなか行動できない人が、すぐできる人になるための方法をご紹介します。

人はなぜすぐに行動ができないのか

人間の脳は、気合いを入れようと意気込むほど、本音が強くなる性質を持っています。

例えば、あなたは明日、ずっと気になっていた女性とデートするとしましょう。頑張ってアプローチしてやっと取りつけることに成功したデート。

「どんなプランにしよう?」
「雨だったときのプランも考えておこう」
「楽しんでくれるだろうか?」

などデートを成功させるため、さまざまなことを積極的に考えると思います。これは、あなたの本音が「デートを楽しみにている」からです。

では、反対にあまり気が進まないことに対してはどうでしょうか。

「お腹が出てきてダイエットしなきゃ!……でも面倒だな」と思ったとすると「やりたくない」というのがあなたの本音です。

私たちは「本当はやりたくないけど、やらなきゃいけないこと」ほど「やらなきゃ!」と意気込んでやろうとします。しかし、この意気込みこそが大きな落とし穴。

「やりたくないこと」に対して無理してやる気を出そうとしても、かえって逆効果です

脳科学者の茂木健一郎氏も著書で次のように述べています。

「努力する回路」は意外なことに、何かを習慣化したり継続したりすることには向いていません。なぜならその回路はことのほか脳のエネルギーを消耗させるため、頑張り続けると脳が疲れてしまうからです。(出典:結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方 – 茂木健一郎著)

真面目な人ほどすぐにできない

意外な事実だと思いますが、真面目な人や完璧主義者ほどすぐに行動できない傾向にあります。

一見、無縁そうな人たちに思うかもしれませんが、彼らは「物事をきちんとこなす」ことが大前提にあるため、面倒なこと、大変なことでも全力で取り組もうとします。

その姿勢はとてもいいことなのですが、努力は膨大なエネルギーを必要とするため、大半の人が途中でガス欠を起こし、身動きができなくなるという事態に陥ってしまうのです

実は僕も以前は「すぐできない人」でした。行動する前に脳内だけで完結してしまったり、できない理由を探し、自分を正当化して行動を起こさなかったりとそれはもう散々。

しかし、今ではそれも克服し、フットワークの軽いすぐにやる人に変わることができました。

すぐやる人に変わる方法

やらなきゃいけないことほど頑張らない

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、やりたくないことを無理に頑張ろうとしても脳が疲れて、あなたも疲れてしまうだけ。

肩の力を抜いて、意図的に正面から真摯に向き合わない努力が必要です簡単なように聞こえてこれがけっこう難しい。

真面目な人や完璧主義者は常に全力ですから、どこをどう加減していいのか、力を抜くことに慣れていません。

最初から100%やりきろうとせず、とりあえずやってみる。これが頑張りすぎないコツです

「とりあえず」があなたを救う

すぐ行動できない人というのは、自らやるべきことのハードルを高くしている場合がほとんどです

「英単語を10個覚えなきゃいけない」
「本を一冊読まないといけない」
「掃除しなきゃいけない」

「〜しなきゃいけない」と面倒なことを義務化すればするほど、やる気は低下する一方。

「とりあえず、英単語を1個だけ書いてみよう」
「とりあえず、本を開いてみよう」
「とりあえず、机の上だけ片付けよう」

こんな風に少し向き合い方を変えるだけで、やらなきゃいけないことのハードルが一気に下がったと思いませんか?何事もまずはやってみること。やりはじめれば、あなたのやる気は自然と上がるはずです

自分に一番優しくできるのは自分

やむを得ない事情や、どうしても気分が乗らないときは誰にでもあります。しかし、すぐにできない人の多くは、できない自分を責めてしまう癖を持っています。

「自分ってダメだな……」と自己嫌悪に陥ると、脳に「自分はダメな人間」と刷り込まれてしまいまい、次につなげることができません。

できなくても、自分を許す勇気を持つことが大切です世の中、完璧な人間はいない、自分にできないことはきっと皆にもできない、今日は気持ちが乗らないだけ、と許すことで力を抜くきっかけにもなります。

僕自身、最後まで自分を許すことに抵抗があり、なかなかできなかったのですが、訓練していくうちに次第に意識が変わっていきました。今ではずいぶん心が軽いような気がします。

ぜひあなたも少しずつでいいので、意識を変える意識をしてみてください。「とりあえず」がきっとあなたの日常にいい変化をもたらしてくれるはずです。

参考図書

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