こんにちは。EBATOです。
今日は、明日からできる「カッコいい大人」になるための3つの法則についてお話します。
突然ですが、あなたが思う「カッコいい大人」はどんな人でしょうか。仕事がデキる、堂々としている、話が面白い、おしゃれ……さまざまあるでしょう。
実は彼らのように魅力的に見える人には、共通する振る舞いをしていることがわかっているのです。
その振る舞いとは「常に笑顔であること」「オープンマインドであること」「非言語的コミュニケーションを積極的に使うこと」です。この3つを常に意識して実践することで、あなたの生まれ持った魅力を最大限に引き出すことができます。
よく「自分はイケメンじゃないし」とか「自分は可愛くないから」と諦めてしまう人がいますが、それは大変もったいないことです。自分の見せ方を知ることで、あなたの魅力は2倍、3倍へと増していきます。
今回は先ほど挙げた3つの要素を具体的に掘り下げていきます。
笑顔に勝る化粧はない
あなたが素敵だなと思う人は、みんないい笑顔をしていると思います。多くの研究でも笑顔の人は魅力的に見えるといわれていますし、笑顔を向けられて不快に思う人はいないでしょう。
すっぴんの笑顔と化粧をした真顔、どちらが美しいかという調査では、圧倒的にすっぴんの笑顔の方が好印象を持たれるという報告もあります。今は男性もメイクをする時代。
しかし、どんなに上手なメイクをしても笑顔がなければ台無しになってしまうともいえるのです。とはいえ、ただ笑えばいいというわけではありません。
思わず「ドキッ」とする笑顔とは
僕は人と接するのが仕事なのでこれまで数え切れないほどの「顔」を見てきましたが、理想的な笑顔をしているなと思ったのは2~3割くらいだと感じています。
よく見られるアンバランスな笑顔の特徴として、口角が下がっている、目が笑っていない、頬が下がっているなどが挙げられます。
魅力的に見える笑顔には3つの法則があり、「目尻が下がっている」「頬が高く上がっている」「口角が上向きに上がっている」ことが重要だといわれています。
ただし、やりすぎは禁物。ピエロの笑顔が不気味に見えるように、作りすぎた笑顔は人を不安にさせます。まずは鏡で自分の笑顔を確かめてみましょう。
現代人は笑えない
1日に笑う回数は子どもが400回なのに対して、大人は15回しか笑わないという有名な話があります。
通勤電車のなかではスマホでSNSやYouTubeを見ていたかと思えば、出社するとすぐにパソコンの電源を付けて8時間仕事に励みますね。帰りの電車、寝る前にスマホを見る人は多いと思います。
そうなれば、自然と笑う回数が減るのも不思議なことではありません。顔や首には30の筋肉があるといわれているのはご存知でしょうか。私たちはこの筋肉を用いて感情を表現するわけですが、筋肉は使っていないと当然衰えていきます。
先ほど僕は理想的な笑顔ができている人は2~3割程度だといいましたが、7~8割の人はどこかしらの筋肉が衰えている証拠なのではないかと思っています。つまり、現代人の多くが自分の魅力を引き出せていないともいえるのです。
笑顔は誰でも鍛えられる
ここまでの話を聞いて「やっぱり自分には無理なんだ」と思ってしまう人もいるでしょう。ですが、安心してください。笑顔は誰でも鍛えることができます。
- 目尻を下げる
- 口角をキュッと上げる
- 頬をしっかりと上げる
まずはこの3つを意識して、鏡の前で練習してみましょう。上手く笑顔を作れているかわからないという人は、自分がいいなと思う笑顔の人の写真を見て真似てみるのもいいと思います。
笑顔でいることで、ネガティブな感情になりにくいというメリットもあります。カッコいい大人を目指したいなら「笑顔なんて」とバカにせず、ぜひ騙されたと思って試してみてください。
オープンな姿勢でいると人が集まる
「自分はコミュ障だから……」といって最初から守りの姿勢に入ってしまう人がよくいます。「カッコいい大人」でそんなことをいっている人はまずいません。
魅力的に見える人、憧れの的のような人というのは、常に自分から心を開いています。心がクローズしている人に、わざわざ自分から心を開こうとは思わないのが人間の心理。
ですから、他者を受け入れる姿勢があるという意思表示をすることが大切です。ここでついやりがちなNG行動を紹介しましょう。
腕を組む
腕を組んでコミュニケーションをしていると警戒されているように見られたり、威圧的な態度をとっているように見られる場合があります。
相手を受け入れることとは正反対の動作なので、やめておきましょう。
足を組む
男性は足を組まない方が無難です。なぜなら、男性が足を組むのは「自分を大きく見せたい」「緊張している」という心理が隠れている場合があるからです。
つまり、ネガティブに働きやすいということがいえます。女性の場合も防御姿勢に見られますが、人によっては性的なアピールだと捉える人もいるので注意が必要です。
ちょっとした“仕草”で選ばれる人になる
最後にカッコいい大人に見られるために必要なことは、「非言語的コミュニケーションを使う」ということ。非言語的コミュニケーションとは、しぐさや姿勢、ジェスチャー、動作といった言語以外のコミュニケーションを指します。
堂々とした立ち振舞いができる人は自分に自信を持っているように見えて、カッコよく見えるものです。では、自分に自信がある人とそうでない人の差は一体どこにあると思いますか。
答えはとてもシンプルです。以下のことを守ってください。
肩甲骨を開く
猫背になっているだけで自信がないような印象に見られます。自分の立ち姿を確認してみましょう。肩が内側に入り込んでいませんか。
猫背気味の人は、肩を後ろ側に半周させるように回すようなイメージで肩甲骨を寄せると背筋がすっと伸びるような姿勢を簡単に作ることができます。
姿勢も人の印象を作るうえで大切な要素です。肩を開いて肩甲骨を寄せるようなイメージで美しい姿勢を維持しましょう。
強メンタルは呼吸で作られる
どうしても正しい姿勢が維持できないという人は、呼吸が浅くなっているからかもしれません。心とカラダは常にリンクしているのはご存知かと思います。
つまり、どんなにいい姿勢をとっていても、ストレスに弱い心のままではカラダも引っ張られるようにして自信がないような姿勢を取りたがります。そこでカラダ全体に酸素が巡るような呼吸法を身につけることが重要です。
正しい呼吸ができているか簡単にチェックできる方法をご紹介します。
- 床など固い地面に横たわる
- 右手をお腹に置き、左手を胸に置く
- その状態を維持して呼吸を続ける
横たわった状態で、お腹に置いた右手だけがリズミカルに動くような腹式呼吸ができていればOK。もし左手だけが動く、両手が動くようならお腹だけで呼吸する感覚を掴めるようになるまで練習しましょう。
「たかが呼吸で……」と思うかもしれませんが、呼吸を変えるだけでストレス耐性が上がることが数多くの研究で明らかになっています。
メンタルトレーニングは時間がかかりますが、呼吸法は訓練次第で簡単に変えられるというメリットもあります。ぜひ試してみてください。
カッコいい大人とダサい大人の違いは、このようにほんの少しの差であり、意識すれば誰にでもできるようなことなのです。人の魅力に限界はありません。自分だけの魅力を磨いて、一目置かれる大人を目指しましょう。