・意中の女性がいるけど攻略できない
・パートナーと長続きしたい
「女性は感情で動く」といわれる理由
あなたが「面白い人」になるには、女性の感情をより多く刺激してあげることが大切です。
女性の感情表現が豊かな理由は、脳の構造にあります。感情を司るのが「右脳」で言語を処理するのが「左脳」だという話は聞いたことがあるでしょう。そして、右脳と左脳には両極をつなぎ合わせるケーブルのような役割を果たしている「脳梁(のうりょう)」があり、これによって感情と言語をリンクさせているのです。
女性脳は、男性脳に比べてこの「脳梁(のうりょう)」が太く発達しているとわいれています。つまり、感情や言語がものすごい高速で行来しているわけです。女性がおしゃべり好き、感情が動く生き物だといわれている理由はここにあります。いうなれば、女性脳は大容量の言葉や感情を瞬時に処理できる「5G」のようなもの。
そして、刺激された感情や出来事は、鮮明にインプットされるのです。「私の面白いことをあなたと共有できた」という事実が結果として面白い人になるわけです。ですから、必ずしも話し上手、盛り上げ上手である必要はありません。
食事をしていたときに起こった笑えるハプニングでも女性が面白いと感じれば、それでいいのです。
女性の記憶力は男性よりも優れている?
女性は敏感な感情センサーを持っていることに加えて、感情が刺激されたことの多くを記憶しています。脳内のある部分に大容量のハードディスクがあるとイメージもらえればいいと思います。
そして、女性は自分が体験した出来事に「あの時どんな感情だったのか」「誰と共有したのか」を結びつけて記憶するのが得意ともいわれています。つまり、感情がより強く刺激された面白いことも「誰と共有したのか」まで覚えているわけです。
なぜ、女性はそれほどまでに記憶力が長けているのかは解明されていませんが、過酷な家事や育児を担ってきた結果ではないか、という説もあります。ともあれ、女性の記憶力が男性が思っている以上に多くのことをインプットすることができます。
よくありそうな男女の会話で「あの時、◯◯って言ってくれたじゃん!」というと男性は「いつの話だよ!?」と返答します。女性はいつ、どこで、どんな服装で、どんなシチェーションだったのかまで鮮明に思い出すことができます。
男性も覚えていれば女性は「私のことをわかってくれている」となりますし、覚えていないと「どうしてわかってくれないの!?」と怒りを買ってしまうわけですね。
もし、気になる女性をものにしたい、今のパートナーと長続きしたいと考えているのなら、その女性にとって面白いことを共有したうえで「あの時、お腹抱えて笑ったよね」と男性側も記憶しておくことで、女性の“面白かったデータ”を掘り起こし、あなたの存在を自然に印象づけることができます。
「話が面白い人がモテる」というのは、その女性の面白いにハマり、シェアした結果に過ぎないということを覚えておきましょう。
「女性の記憶は上書き」は嘘
よく、過去の恋愛で男性は「別ファイル保存」、女性は「上書き保存」と例えられることがありますが、僕の考えは少し違います。先述したように女性は大変素晴らしい記憶力をもっており、かなり昔のことでも思い出すことができます。
女性にとって過去の男はどうでもいい存在になってしまうため、よく使う記憶から消され“デスクトップ上”には確かに存在しません。しかし、完全に削除されたわけではなく、クラウド上に「圧縮保存」されているイメージの方が正しいのではないか、というのが僕の意見です。
女性がラブソングを聴いて、過去の恋愛と重ねて涙するのも記憶を検索して解凍し、蘇るからではないでしょうか。以前、知人の女性に「過去の記憶でテンションを上げたり、泣いたりできる?」と聞いてみたところ、即答で「できる」と答えました。試しに「泣いてみて」とお願いしたところ、なんと10秒もせずに涙が流れたのです。
つまり、女性にとって感情が強く刺激された出来事というのは、簡単に忘れることはありません。その女性の笑いのツボさえしっかり押さえていれば「誰でも一緒にいて楽しい人」になれるということです。
すでにパートナーがいて最近マンネリ気味だというカップルの場合は、パートナーの感情が強く揺さぶられるような体験をシェアすると効果的です。ぜひ、一つでも多くの楽しいを一緒に経験してください。
大切なのは、「万人受けする面白さ」ではなく、「私が面白いこと」をきちんと理解してあげること。すると女性側は、心の扉をすっと開いてくれるはずです。
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