こんにちは。EBATOです。
カップルや夫婦間でついケンカをしてしまうことはあると思います。
「ケンカするほど仲がいい」という言葉がありますが、本当にそうなのでしょうか。
確かに自分の主張や感情を表に出すのは、とても勇気がいることです。安心や信頼のある相手だからこそできることでしょう。
じゃあケンカはした方がいいのかというと、そうとも言い切れません。やはり男性も女性も、パートナーとは長続きしたいと思うもの。
そこで今日は、「長続きするケンカ」と「破滅するケンカ」の違いについてお話したいと思います。
やってはいけないケンカとは
ケンカがヒートアップするかどうかは、最初の一言で決まります。
結論からいうと、批判からはじまるケンカをすると収集がつかなくなる場合が多いです。
具体的には、
- 人格否定
- 他者との比較
- 身内をけなす
この3つをしてしまうカップルや夫婦は長続きしません。それはなぜか。
批判の先は破滅
まず、人格否定をされて不快に思わない人はいません。基本的に人は、否定されることを嫌がります。
すると、自分の身を守るために「防御態勢」に入るわけです。
「またトイレの電気つけっぱなし!どうして簡単なことができないわけ?この前もその前も……」というよくありがちな夫婦の会話がありますね。
実はこうした批判も人格否定に入ります。旦那さん側も「やってしまった」とは思いつつも、批判をされた時点で聞く耳を持たなくなってしまうので注意が必要です。
人間は認められた生き物
そして次に、他者との比較も人格の否定につながるのでするべきではありません。
「◯◯さんと比べてあなたは……」といわれたら、自分という存在が劣っている、◯◯さんの方がいいの?と感じてしまうでしょう。
どんな綺麗事をいっても、人は自分が一番可愛いと思っています。存在を認め、受け入れられることを喜びとします。
また、比較ばかりしていると、相手の悪いところばかり見えるようになってしまい、どんな人とお付き合いをしても上手くいく確率は下がってしまいます。
もっとも残忍な行いは他者を傷つけること
ドラマや映画に出てくる極悪人の多くは、本当に傷つけたい人を最後まで残すのはなぜでしょうか。
それは「家族が傷ついたのはあなたのせいですよ」という精神的ダメージを与えるためです。
つまり、身内をけなすという行為は、自分がけなされるよりも耐え難いことなのです。知人、友人、家族といった具合に距離が近い関係の人ほど怒りが強く感じます。
損をしないケンカの仕方
では、ケンカばかりなのに長続きするカップルはどんなケンカをしているのでしょうか。
結論を申し上げると、心理学的に要望を伝えるケンカがもっともいいとされています。
トイレの電気が付けっぱなしだったなら「電気は消してほしい」と伝えるだけでいいですよね。
特に男性の場合、過去の話や批判をされるとネガティブな言葉ばかり頭に残ってしまう傾向にあるので注意が必要です。
感情をプラスすると効果アップ
要望に感情を加えると、相手の心は動きやすくなります。
「トイレの電気は消してくれると嬉しいな」「トイレの電気が消えていなくて悲しかった」というように、
自分がどう思ったかという感情をプラスするだけで、ずいぶん言葉の印象が変わると思います。
「相手が喜んでくれるなら」「悲しい思いをさせてしまった」という感情のインパクトを相手に与えることができるのが、この方法の最大のメリットです。
ケンカは些細なことで起きてしまうもの。ヒートアップさせないためには、一呼吸おいて本当に必要な言葉は何かを考えることが大切。
上手なケンカをして、パートナーを思いやれる関係を築いていきたいものですね。
参考にしていただけたら幸いです。