指示待ち人間を自主的に動かす方法【言ってはいけないNGワードとは】





こんにちは。EBATOです。

言われたことしかやらない「指示待ちタイプ」の人、あなたの周りに一人はいると思います。

自発的な人からしたら、「どうして考えて行動できないのだろう?」と不思議に思うでしょう。どう扱っていいのか悩んでいる人は少なくありません。

彼らのようなタイプの人間に対して一番やってはいけないのは、放任すること。なぜなら、指示待ちタイプは自分のために行動することがとても苦手なのです。

一体どのように接すればいいのでしょうか。今日は、言われたことしかできない人を思い通りに動かす方法についてお話しましょう。

指示待ちタイプの特徴

「一体どうすればいいのだろう」と何かと手を焼いたり、嫌われがちな指示待ちタイプですが、彼らを自在に動かすにはまず彼らのやり方を知る必要があります。

自分のために動けない

基本的に指示待ちタイプの人間は、自分のことよりも他人のためになることをエネルギーとする傾向があります。

つまり「自分の頭で考えて行動しなさい」という指示は、彼らの混乱を招くだけでメリットは何一つありません。「いやいや、それじゃあ成長しないだろう」と思うかもしれませんが、これは人間の基本タイプのようなものなので、簡単に変えることができません。

指示待ちタイプの人と接するのに一番大切なのは「期待をすること」です。あなたが「君に期待している」という意思表示をすることで、彼らは精一杯応えようとするはずです。

組織に一人は置いておきたい

ここまでの話を聞くと「やっぱり仕事ができないやつじゃないか」と思ってしまうでしょう。しかし、彼らの強みは「他人を優先できる」ところにあります。

組織の全員がわがままばかりでは、統率はとれませんよね。一流選手だけを集めたサッカーチームが、必ずしも優勝できるとは限らないのと同じです。

指示待ちタイプの人は組織内での潤滑油になれる可能性を秘めており、一人は置いておきたい縁の下の力持ち的な存在なのです。

適度な責任が能力を爆発させる

他人からの期待や責任に応えようとするのが指示待ちタイプの特徴です。

一人での行動が困難な反面、「金曜日の17時までに会議で使う資料を作って欲しい」といわれれば、ほぼ完璧に作ります。彼らにとってのエネルギーは、他者からの要求、期限を守ることがエネルギーとなるからです。

そして指示待ちタイプにとって、制約があるほど忠実に守ろうとするため、ミスが許されない作業などにも向いているといえるでしょう。

もし、あなたが指示待ちタイプの部下や後輩に手を焼いているのなら、自発的に考えることをやめさせ、具体的な指示と適度な責任を負わせることです。きっと彼らは水を得た魚のようにあなたの期待に応えようとしてくれるはずです。