こんにちは。EBATO(@ryuta_ebato)です。
今日は、疲れたときに甘いものを食べるのは正しいのかというお話をします。
こんな方におすすめ
- 間食がやめられない
- 集中力が切れやすい
- メンタルが不安定になりがち
・甘いものが食べたくなったときの対処
・疲労回復におすすめな食べ物
昨日こんなやり取りがありました。
わかります。僕も甘党なのでけっこう食べますね。
我慢するのもストレス…それなら食べたい時に食べようっていうスタンスです。
パンケーキ美味しそうですね😋✨ https://t.co/9f9e0pLyf5
— EBATO @メイクアップアーティスト (@ryuta_ebato) November 4, 2019
「疲れたときに甘いものを食べるといい」という話はとても有名です。
多くの人が「そう感じたことがるから」または「なんとなく」と疑問を持っていない印象を受けます。
結論からいえば、甘いもの食べれば脳の疲労が軽減されることは間違いありません。
実際に僕も一仕事終えた後は多少の糖分補給をして、また次の仕事に取りかかることが多いです。
ですが、過剰摂取をしてしまうとかえって疲れやすくなり、逆効果になるのもまた事実。
一体、私たちはどのようにして糖質と付き合っていけばいいのでしょうか。
疲れたときに甘いものが欲しくなる理由
脳のエネルギー源は、糖質であることはご存じの方も多いでしょう。
その脳には少量のエネルギーしか蓄えることができない仕組みになっています。大部分のエネルギーは血液のなかに巡っているグルコースに頼っているといわれています。
そして脳は利用可能なエネルギーが減ると即座に反応し、体内にエネルギーを入れろ!とシグナルを送るわけです。
このシグナルこそ、甘いものが欲しくなる理由です。ではどうして甘いものなのか。
脳はお金のようにエネルギーを浪費する
なぜなら、糖質は体内で素早くエネルギーに変えることができるからです。脳はエネルギーが少しでも枯渇すると不安定になります。
そのくせにエネルギーをお金のようにバンバン消費するのです。まるで人間のようだとは思いませんか。
甘いものが欲するのは、脳が一刻も早く疲労した状態から抜け出したいというサイン。
そこに糖質を与えてあげると、脳は喜び血糖値を回復させることで、疲労も回復します。
つまり、疲れたときに甘いものは欲しくなるのは自然の欲求なのです。

疲労時に糖質をとる本当のデメリット
よく「疲れたときに甘いものを食べると疲れやすくなる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
個人的な意見ですが、僕は量さえ守れば甘いものを食べても問題ないと思っています。
確かに過剰摂取をするとデメリットがあるのも事実。具体的には……
POINT
- 血糖値の上がり下がりが激しくなる
- イライラしやすくなる
- メンタルの悪化
- 活性酸素が発生し老化の原因になる
- 肥満・糖尿病のリスクに冒される
などが挙げられます。
ですが、「我慢は身体に毒」という言葉があるように欲求を抑えてしまうとそれがストレスとなって、老化の原因につながる可能性もゼロではありません。
また、我慢しすぎるとその反動でさらに過食になる方もいます(その理由は後ほど)
「甘いものはダメ」は量を守れない人が多いから
「疲れたときの甘いものはやめましょう」というのは、「何をどれくらい食べたらいいのか」明確になっていないことが大きのかなと思います。
情報がいろいろありすぎて「結局、なにが正解なの?」となっているわけで、それならいっそのこと「ダメですよ」とした方が混乱がなく落ち着くのだと。
とはいえ、脳が甘いものを欲するのは自然な欲求。その欲求を拒絶してしまうのはどうなのかと思うのが僕の考えです。
欲求を抑制するとと起こる“衝動的行動”
脳の仕組みとして、エネルギーが枯渇しているときほど自制心が失われるのではないか、という報告もあります。
例えば、リスクの高い投資に手を出したり、浮気をしたり、ドカ食いをしたり。
これらは脳が飢えをを防ぐために引き起こす衝動的な行動とともいわれているのです。
つまり、疲れたときに適切なエネルギーを補給しないと日々のパフォーマンスにも影響するということ。
また、甘いものを我慢したのだからちょっとくらい食べてもいいだろうと、唐揚げの大盛りを食べてしまっては本末転倒です。
そうならないためにも、やはり脳が欲しがるエネルギーを補給してあげることは大切なのではないでしょうか。

美容研究家も実践する間食法
はじめに紹介しましたが、僕は甘党ということもあり、疲れたなと思ったときは適量の糖質を補給するようにしています。
いろんな食べ物を試しましたが、僕なりに一番しっくりきている間食の際に食べるものをご紹介しましょう。
コーヒー
ご存知のとおりコーヒーにはカフェインが含まれています。コーヒーの銘柄にもよりますが、カフェインの含有量はエナジードリンクよりも上です。
コーヒーを飲むことでパフォーマンスも上がるので、頭の回転が鈍ってくる15時以降に飲むと生産性を落とさずに仕事をこなせます。
おすすめの飲み方は、ホットコーヒーに「少量のシナモンパウダー」と「スプーン1杯分のハチミツ」を入れて飲む方法。
ハチミツは言わずもがな栄養価の高い糖分ですし、シナモンは脂肪燃焼効果が認められているので、運動不足のビジネスパーソンにはうってつけです。
チョコレート
チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールの塊といってもいいくらい抗酸化作用に優れます。
ですが、チョコレートなら何でもいいというわけではありません。
僕が常備するほど好んで食べているのは「チョコレート効果カカオ72%」。コンビニで買うと高いので、ネットでまとめ買いをするのがお得です。
カカオを効率的に摂取できるうえにほどよい甘さもあるので、糖質も補給できるのが素晴らしい。
チョコレートを選ぶときのポイントはカカオ含有量70%以上を目安にしてください。
ブルーベリーヨーグルト
ブルーベリーはビタミン類が豊富なうえ、糖質もそこまで高くないのが嬉しいポイントです。
また、ブルーベリーにはポリフェノールの一種である「アントシアニン」がたっぷりと含まれており、近年指摘されている老化促進物質「AGE」を減らしてくれるという報告もあります。
ヨーグルトと一緒に食べれば、腸内環境を整える効果も期待でき、一石二鳥というわけです。
ナッツ
血糖値が気になるという方は、ナッツ類がおすすめです。
脂肪分の少ないタンパク質、ナッツ類、豆類、食物繊維などは「低血糖食」といわれ、世界的にも推奨されている食材です。
ナッツを選ぶときの注意点は原産地と味付けに注意します。輸入されたものを選ぶときは食べても違和感を感じないものを選びましょう。
「無塩で素焼きされたもの」にすると塩分の過剰摂取を避けられます。

甘いものは必要に応じて食べていい
このように一言に「甘いもの」といっても、さまざまなかたちで脳にエネルギーを届けることができます。
「ダメ」と禁止するのは簡単ですが、常に道徳的でありたいと思っていないのが人間です。
学校の校則や会社の規則をただ厳しくしても反発が生まれるのと同じで、自分なりの方法を思考して見つけていくことが大切だと僕は思います。
もし、ケーキやお菓子を食べたくなったら回数を制限するなどして、柔軟に対応していくことが結果として体のためにも、心のためにも一番幸せなのではないでしょうか。
参考にしていただけたら幸いです。
記事が参考になったら投票ボタンをぽちっとお願いします!