こんにちは。EBATOです。
「筋トレをしても効果を実感しにくい」と感じる人は少なくありません。
やはり、カラダを追い込んだだけの見返りが欲しいと誰もが思うでしょう。人は基本的に損を嫌います。
だから努力と成果が等価もしくはそれ以上のものでないと、やる価値がないと感じ、やめてしまうものです。
もし、筋トレの効果を最大限に高め、理想のボディが手に入るとしたらあなたは何がしたいですか?
そこで今日は、筋肉を増やす裏技についてお話します。
筋トレはいつやるべき?
結論からいうと、筋トレを含めた運動は、夕方がもっとも効果的であることがわかっています。
ここで2016年にオランダのマーストリヒト大学で行われた研究をご紹介します。
- 20代の被験者を複数のグループに分ける
- それぞれ異なる時間帯にトレーニングを実施
- 就寝前に同量のタンパク質を摂取する
被験者の筋肉を合成するタンパク質がどれくらい合成されるかという比率を調べたところ、夕方にトレーニングを行ったグループは、他の時間帯にトレーニングを行ったグループよりも合成率が30%以上も増加していたのです。
つまり、夕方にトレーニングを行うことで効率的に筋肉をつけられるということになります。
夕方トレーニングで脳が活性化
午後になるにつれて集中力が落ちてきた感じる人は多いと思います。
実は夕方のトレーニングは、脳の活性化にも最適です。脳科学では10分間の運動で、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンの分泌が促され、集中力が高まる、ポジティブ思考になる、イライラしにくくなるといったメリットがあることがわかっています。
とはいえ、仕事を抜け出してジムへ行くのは現実的ではないでしょう。そこでおすすめなのが、階段を上り下りする方法。
別のフロアに用事があるときなど、エレベーターを使わずに階段を使うだけでもかなり効果があります。
「たかがそれだけ……?」と思うかもしれませんが、逆にいえばこの程度のレベルを躊躇していては、筋トレが長続きすることはないでしょう。
僕も可能な限り、エレベーターやエスカレーターは使わないように心がけているせいか、ダイエットに困ったことはありません。
ぜひ、騙されたと思って試してみてください。
プロテインは就寝前に摂る
本当のところ、プロテインをいつ飲むべきかの問題は、まだ議論の余地がありそうです。
しかしながら、タンパク質不足を補うには就寝前が効果的だろうとされているのが今の科学です。
忙しいビジネスパーソンにとって、規則正しい食事を摂るのは困難。貴重な時間を使ってトレーニングをしたのに、効果が感じられないと落胆してしまいます。
そこで寝る前に「ガゼインプロテイン」を摂取することで、筋トレによる筋肉の合成を高めてくれるのでは?という知見があります。
ガゼインプロテインは、緩やかに消化と吸収をされていくため、血中のアミノ酸濃度を約6時間高めてくれるといわれているプロテインです。
即効性はありませんが、ホヘイなどよりも長い時間を使って筋肉を作り上げていくため、就寝前と非常に相性がいいとされています。
一般的に筋トレには「ホヘイプロテインがいい」とされてきましたが、就寝前に飲むという条件ではガゼインプロテインに軍配。
筋トレの効果を少しでも高めたいという人は、夕方にトレーニングを行い、就寝前にガゼインプロテインを摂取してみてください。