肥満にならないラーメンの食べ方





体に悪いとわかっていても、ついラーメンが食べたくなってしまったことは誰にでもあると思います。

実は僕も大のラーメン好きで、ちょくちょく食べています。ですが、体重・体脂肪は標準値ですし、体も元気。

そもそもラーメンはどうして太りやすいのかご存知でしょうか。カロリーが高いというのもありますが、それだけではありません。

肥満を招く原因は、血糖値にもあるのです。食べても太りにくくするためには血糖値をいかに上昇させないかがカギ。

そこで今回は、ラーメンを食べても血糖値が上がりにくくなる食べ方をご紹介します。

血糖値が上がると太るメカニズム

食事を摂ると当然のことながら体は栄養を吸収し、血糖値が上がります。すると、上がった血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが分泌されます。実は血糖値を下げようとすると同時に、血中の糖分を脂肪に変えて体に蓄えようとする働きも行われるのです。これが肥満のメカニズムです。

つまり、空腹の状態で早食いをしたり、糖質が多く含まれている食事をすると血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌されてどんどん脂肪に変えてしまうというわけです。

ラーメンが太りやすいのは麺が炭水化物であり、咀嚼をほとんど必要としない食べ物であるため、血糖値が急上昇しやすいからなんですね。

「食べるな」というのは簡単ですが、やはりずっと我慢するのも辛くストレスになることもあります。実はラーメンでもある工夫をすることで、血糖値を上がりにくくすることができるのです。

麺を食べる前に「タンパク質」を摂る

ラーメン屋へいくと必ず、チャーシューや卵などのトッピングがあると思います。炭水化物は、タンパク質や脂質、食物繊維と一緒に食べることで血糖値の上昇が抑えられる効果があることがわかっています。なかでもタンパク質を食べた後に炭水化物を摂ると、血糖値が上がりにくいという研究結果もあるのだとか。

「チャーシューなんか食べたらカロリーが増えてかえって太るのでは?」と思うかもしれませんが、カロリーを気にするあまり、炭水化物を単体で摂取して血糖値を上昇させてしまう方が問題です。

お店にもよりますが、肉厚のチャーシューはある程度噛まなければ食べれません。咀嚼回数が増えることで消化を助ける「アミラーゼ」が分泌されるため、内蔵の負担を軽減することができます。

また、もやしやわかめ、海苔などの食物繊維も一緒に食べることで、さらに血糖値が上昇するのを防ぐことができるでしょう。

ラーメンを食べる時は必ずチャーシュー、卵をトッピングして、タンパク質を先に食べてから麺を食べるようにすることで健康被害のリスクを最小限に抑えることができます。嫌いじゃなければ、酢をかけるのも効果的です。

ぜひ参考にしてみてください。

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