肌にどんないいことがある?今さら聞けない「ヒアルロン酸」の効果を解説

季節の変わり目になると、男性でも肌の乾燥に悩まされますよね。

そこで今回は、乾燥肌の味方「ヒアルロン酸」について解説しています。

ヒアルロン酸と聞くと、肌にいいイメージはあるものの、具体的に肌にとってどんな効果があるのかをご存知の方は少ないと思います。

一体肌にどんないいことをもたらしてくれるのでしょうか。



抜群の保水力で水分をガッチリ!

アルロン酸は、一度に大量の水分を抱え込むことができる優秀な保湿成分です。

どれくらい優れているのかというと、たった1グラムで2〜6リットル分の水分を保持することが可能。小さなスポンジが6000倍もの水を吸収できると考えると、抜群の保水力のすごさはわかるのではないでしょうか。

ヒアルロン酸は人間の体内のいたるところに存在しています。一般的によく知られているのが関節。関節軟骨に含まれており、関節の動きをスムーズにし、衝撃を緩和するためのクッションのような役割を担っているといわれています。また、目にもヒアルロン酸が存在しており、多くの水分を保持することで目の形を保つ働きをしています

もちろんヒアルロン酸は肌にも存在しており、健康的な肌を維持するためには欠かせない成分なのです。肌の弾力やハリを担っている「真皮」という箇所にあり、コラーゲンやエラスチンのすき間を埋めてプルプルのクッションのような働きをしています

コラーゲンやエラスチンが建物の土台だとすると、ヒアルロン酸は間を敷き詰めるセメントのようなもの。水をたっぷりと抱え込んで、乾燥から肌を守ってくれる救世主的存在といえるでしょう。

ヒアルロン酸が減少するとどうなる?

体内に存在するヒアルロン酸は、年齢とともに低下していきます。例えば、関節のヒアルロン酸が失われると軟骨がすり減って痛みを伴い、肌の場合はハリや弾力が失われることがわかっています。

つまり、健康のためにも美容のためにもとても重要な働きをしているわけです。

こんな人におすすめ

ヒアルロン酸はその凄まじい保水力で、少量でも多くの水分を保持することができ、美肌には欠かせない成分です。肌なじみがいいことから好んで愛用している方も多くいます。とろみのあるテクスチャ―もヒアルロン酸の特徴です。

ここまでの話をまとめて総括をすると、

  • 乾燥が気になる方
  • 肌のハリや弾力が気になる方
  • さっぱりタイプよりしっとりタイプが好きな方

にはおすすめの成分といえるでしょう。

たまにヒアルロン酸入りの化粧品を使っていると、肌の水分のヒアルロン酸が吸収し続けて逆に乾燥するという意見を見ますが、きちんとした化粧品メーカーは配合量も計算して作っているので敏感になる必要はありません

そもそもヒアルロン酸は水分を保持するのが役目。ヒアルロン酸を使うと肌が乾燥するのはおそらく、元々の肌の水分量が少ないからそう感じるだけではないかと僕は考えています。

万能薬のような、どんな肌質にも合う成分はないといっても過言ではありません。一つの成分の悪いところを叩いても現実は何も変わらないでしょう。

むしろ変わらなければならないのは、商品を選択する我々消費者ではないでしょうか。第三者の意見やセールスコピーに惑わされないためには正しい知識を学び、「健全な批判」で物事を判断したうえで選択をしていくこと。

これこそが「自分史上最高の化粧品」との出会い方だと僕は思いますが、皆さんはどう選びますか?ヒアルロン酸に限らず、賢く化粧品を選んで男磨きを楽しみましょう!

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