空気が読めない人にならないための距離の縮め方





こんにちは。EBATOです。

今日は、初対面の人との距離の縮め方についてご紹介します。

仕事や恋愛において、ファーストコンタクトは非常に大切。なぜなら第一印象を悪くしてしまうと、その後の好感度を上げるのは容易ではないからです。

嫌われる代表格として「空気が読めない人」が挙げられますが、中でも多くの人がミスるのが距離の縮め方です。

人見知りをしない人やまた会いたいと思う人は、この距離感を保つのが非常に上手い傾向にあります。

パーソナルスペースを知る

初対面の相手と話していると「ソワソワする」「この場から離れたい」と思ったことがある人は多いと思います。

人間には、「パーソナルスペース」というテリトリーのような空間が存在します。親しくない人に一定の距離を越えられると、イライラしたり、心が落ち着かなくなったりするのです。

「悪い人じゃないのに次はもうないかな……」と感じるとき、相手はどこにいましたか。もしかすると、あなたの踏み込んでほしくないスペースに相手がいたからかもしれません。

初対面の相手に好印象を抱かせたい場合は、パーソナルスペースをマスターしておくことをおすすめします。

男女によって領域は異なる

パーソナルスペースは、性別によって異なるところも面白い点です。

「スペース」と聞くと、四角形や円を想像するかもしれませんが、それぞれ意外な形をしています。

男性のパーソナルスペース

図からもわかるように男性のパーソナルスペースは、前方に広いことがわかります。

親しくない人に前と横にいられると落ち着かないのが男性のパーソナルスペースの特徴。

ですから後ろから話しかけたり、斜め横に回り込むことで相手は心を開きやすくなるはずです。

前に出てグイグイ引っ張るタイプの女性よりも、一歩後ろを歩いてくれるような女性の方がモテるのも、こうした心理的要因も関係しているのです。

女性のパーソナルスペース

女性のパーソナルスペースは、縦に長いことがわかります。もし、気になる女性を食事に誘うときは、対面よりも隣り合わせで座れる席にすると良いかもしれません。

男性と決定的に違うのは、女性は後方にもスペースを持っているという点です。まるで後ろにも目がついているかのように気配や視線には敏感です。

「後ろから急に肩を叩く」「後ろから話しかける」のは、女性を怖がらせたり、不快感を与えてしまう場合もあるので注意しましょう。

適切な距離を保って空気を読もう

初対面の時の物理的な距離は、1m程度つまり机を一つ挟んだくらいの距離を意識することを心がけてください。

それ以上詰め寄ってしまうと、相手は近いと感じてしまい、不安を感じさせてしまいます。心理学ではこの距離を「打ち合わせの距離」と呼びます。

一方、親しい間柄ならその距離はぐっと縮まり、15cmまで狭まります。つまり、物理的な距離が縮まるほど、相手はあなたに心を許していることになるわけです。

一般的に空気が読めない人は、この物理的な距離感を無視する人が多いです。心の距離は、相手を気遣うからこそ縮まるものだということを覚えておきましょう。