こんにちは。EBATOです。
あなたはサイコパスのことをどれくらいご存知でしょうか。おそらく多くの人が精神異常者や凶悪犯罪者の姿を思い浮かべるかもしれません。
しかし、一言にサイコパスといっても様々なタイプがいます。大きく分類すると「いいサイコパス」と「悪いサイコパス」に分けることができるのです。
そして心理学の世界では「いいサイコパス」の特性を取り入れることで成功への道が拓けるのでは?という知見もあります。
今日は、そんなちょっと危険なサイコパスの世界のお話をしましょう。
サイコパスはどんな人を指す?
サイコパスという言葉を聞くと、ネガティブなイメージを抱く人がほとんどだと思います。実際のところはどうなのでしょうか。
心理学では、次のような特徴を持った人たちのことを指します。
- 冷酷である
- 怖いもの知らず
- 衝動的
- 自信家
- 集中力が高い
- 常に冷静沈着
- メンタルが強い
- 人を惹きつける能力が高い
- 共感・協調性が低い
- 自己中心的
もし、あなたがこれらの特性に該当するならば、サイコパスである可能性は高いでしょう。「素直に喜べない」と思うかもしれませんが、実はこれらの特性をもつ人に多い職業があるのです。
よく知られているところでは、医者、投資家、弁護士に多いといわれています。この職業に共通していることは総じて年収が高いということ。
つまり、サイコパス性は「年収を上げたい」「出世したい」「社会的地位を確立したい」と思っている人には必要な特性である、ともいえるわけです。
付き合うべきでないサイコパス
最初にお話したようにサイコパスにもさまざまなタイプがいます。あなたがイメージするような人に危害を加えるサイコパスが存在するのも事実。
- 自分の利益のためなら他人を傷つけことを躊躇わない
- 上記で挙げた特性がとても強く、どんな状況においてもブレない
- 他人に興味がない
もし、あなたの周りにこれら3つの傾向を兼ね備えている人物がいるのなら、すぐに縁を切って付き合うのをやめるべきです。
この3つの特徴を持つサイコパスは「悪いサイコパス」とされており、裏切られたり、災難に巻き込まてしまうかもしれません。
成功するサイコパス
ここまでの話を聞くと、「やっぱりサイコパスは危ない奴だ」と思っていることでしょう。これから紹介する特性は「いいサイコパス」です。
- 他人に不当な危害を加えない
- 柔軟な思考を持ち、状況に応じて自分の行動を抑制しつつ、他人が期待するような行動をとる
- サイコパスという特性を社会に還元しようとする
理解の早いあなたなら、「いいサイコパス」と「悪いサイコパス」にかなりの乖離があることにお気づきでしょう。
どうしてこれほどまでに差があるのかというと、実は先ほど挙げた10つの特性について持っている・持っていないという判断基準ではなく、高い・低いかが重要なのです。
つまり、成功しやすいサイコパスというのは、状況に応じて10つの特性をまるでダイヤルを回して調整するかのように自分をコントロールする力が高いわけです。
例えば、何か新しいことに挑戦をすることになったとしましょう。大半の人は「前例がないから無理だ」「自分にはそんな能力はない」といって諦めてしまうと思います。
でもサイコパスの人格を持った人は、「怖いもの知らず」のダイヤルを上げ、自分ならできるという自信を自らみなぎらせます。そして他人の目を一切気にすることなく、自分のやるべきことに没頭するのです。
サイコパスになる必要はないが……
よくビジネスで成功をしたいのなら「新しいことに挑戦しろ」「失敗を恐れるな」「根拠のない自信を持て」という話を耳にしますが、サイコパスという人格に通じていると思いませんか。
無理に自分を押しつぶしてサイコパスになる必要はありませんが、サイコパスという特性を上手く取り入れることであなたの人生は全く違う方向に変わる可能性は十分にあるでしょう。
実はまだサイコパスについては分かっていない部分も多いのです。もしかすると、サイコパス性を身につけることであなたも知らない能力や才能が思わぬ形で引き出されるかもしれませんよ……。