こんにちは。EBATO(@ryuta_ebato)です。
今日は、人生を楽に生きるための思考方法についてお話しします。
ストレス社会において、生きづらさを感じていたり、自由な人生を送りたいと思っている人は多いと思います。
ネガティブな感情やストレスが溜まることで体内で活性酸素が発生し、心身の老化を招く原因になるのでこうしたリスクは排除してかなければなりません。
そういったしがらみから解放され、伸び伸びとした人生を送るためには、“主体的に生きる”ことが最も幸福感が高く、成功を掴み取る可能性が高くなることがわかっています。
主体的に生きるとは、他人の事情は無視をして自己中心的なるという意味ではなく、何事も自己決定をして生きるということです。
あなたは物事を決断する際に胸を張って自分で決めているといえますか。
「自分で決める人」と「流される人」の決定的な違い
突然ですが、これまでの人生を振り返ってみてください。
私たちは日常的に数え切れないほどの選択をして生きていますね。例えば、学校の進路や就職先、恋人選び、結婚といった一大イベントからレストランのメニュー選び、ダイエット等など。
人によって、物事を決定する際の判断材料は大きく異なります。これを心理学用語で「ローカス・オブ・コントロール」といいます。
平たく言えば、「あなたはどれだけ人生を自分でコントロールできていますか」という話です。
言うまでもなく、周囲に流されるよりも何事も自分で決めて生きている方が幸せですよね。
そこであなたがこれまでの人生でどれだけ自分で決めてこれたかを測るテストをご紹介したいと思います。
次の質問に対して、7段階評価で答えてください。完全に同意する場合は「7」、まったく同意しない場合は「1」という具合です。
- 懸命に努力をすれば、たいてい望むものを達成できる。
- 計画を立てたら、その通りに実行できると確信している。
- 純粋な技能を必要とするゲームよりも、ある程度の運が関与するゲームの方を好む。
- 決意をすれば、ほとんど何でも学ぶことができる。
- これまでに成し遂げてきたことはすべて、自分の努力と能力によるものである。
- 達成を目指して努力することが辛いので、通常は目標を設定しない。
- 不運によって、ものごとの達成が妨げられることがある。
- 本当にそれをしたければ、ほとんど何でも可能である。
- 仕事上で起こるほとんどのことは、自分のコントロールを超えている。
- 自分にとってあまりにも難しいことに取り組み続けるのは無意味だと思う。
(出典:自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 大和書房、ブライアン・R・リトル著)
できたら次の手順で採点をしていきましょう。
1. 質問1、2、4、5、8のスコアを合計し、その値に「35」を加えます。
2. 1で算出した値から質問3、6、7、9、10のスコアの合計を引きます。
はじきだされたスコアは60以上なら「自己解決型」、48以下は「他者依存型」といわれています。
「自己解決型」は文字通り、自分で問題解決をして自己決定ができる人、「他者依存型」は周囲の意見を聞いたり、圧力によって決定をする人を指します。
最初にお話したように「他者依存型」よりも「自己解決型」のほうが幸福感が高く、社会的な成功を収めるのに大きくプラスに働くことがわかっています。
自己解決型は目標を達成する確率が高い
自己解決型と聞くと、自分の意見を曲げない頑固な性格のようなイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。
このタイプの人の場合、話がピラミッド構造のように論理的で納得できるものであれば、意見を変えることができる柔軟性を持ち合わせているといわれています。
さらに自己解決型の特徴として何か新しいことを始める際、事前に情報収集をするなどの準備を整えてからスタートをする傾向もあるそうです。
よく成功者はみな見切り発車をしているという話がありますが、僕は最低限の下調べをおこなったうえでのそれだと思っているので、見当違いな答えではないと思います。
この議論についてはずいぶんと物議を醸したようですが、これまでの研究でも自己解決型の人間の方が学業やビジネスにおいて優秀な成績を収めているというデータは多く集まっています。
成功者は◯◯を先送りにする
自己解決型の人間は、計画的なアプローチをしてくことがお分かりいただけたかと思います。
目標を明確に決めてゴールへたどり着くためには何が必要かを考えられるということは、たとえ目先に報酬があったとしても先送りにすることができるということです。
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、「マシュマロ実験」という有名な研究があります。
- テーブルの上にマシュマロが載った皿を子どもに見せて次の説明をする。
- しばらくの間ガマンすることができたら、もう一つマシュマロをもらえる。
- もし、ガマンできずに食べてしまったらそれ以上はもらえない。
この実験を通じてわかったことは、マシュマロから気を逸して2個目のマシュマロを手に入れた子どもたちは、学校の成績がよく、大学入試でも好成績を収めていたそうです。
つまり、目先の報酬に目もくれず、自分にとって本当に有益な選択ができる能力が高い人というのは、挫折しにくく、コツコツと努力することができる人だということがいえるわけです。
僕もフリーランスに転向するときやブログをはじめるときに周りから色々言われたこともありました。もちろん脳みそが溶けてしまうくらい悩むこともありましたが、自分で決めたことなので挫折せずにいられています。
自己解決型になるために必要なこと
「自分は他者依存型だった……」という人でも自己解決型になることは可能です。
一番簡単かつ有効的に他者依存型から自己解決型になるため方法をご紹介します。難しいことはありません。まずは「自分の強み」を知ってください。
自分を客観視できると人生が変わる
そもそもどうして他者に依存をしてしまうかというと、自分に自信を持てないことが最大の要因ですよね。それはつまり自分がどういう人間で、どんなことが得意なのかをよく知らないとも言い換えられるわけです。
野球選手にしてもサッカー選手にしても、一流の選手はみんな自分の強みを知っています。
例えば、メジャーリーグでも活躍する大谷翔平選手なら、打つのも投げるのも得意なので二刀流を選んで成功しています。
サッカーのメッシ選手は、カラダが小さいのでパワーに負けないテクニックを磨くことで世界一の選手へと登りつめました。
つまり、自分の強みを知ることは「どの土俵なら勝負ができるか」を知ることがでもあるわけです。不得意な分野で勝負をするほど自信は失われていきます。
強みは自分で気づけないことが多い
まずは自分の強みを3つ挙げられるようにしてみましょう。自分で見つけるのが難しければ人に聞いても構いません。
僕の場合はこんな感じです。
- 好奇心旺盛かつ、超がつく直感人間である
- 人の役に立つことが好き
- 何かを表現したり説明するのが得意
僕はこの3つの強みを活かす方法の一つとして「ブログ」という答えにたどり着きました。
このように自分の強みを組み合わせて自分にできそうなことを見つけておくことで、自信が生まれて自分のなかに1本の筋が通ったような芯のある人になることができます。
自信が出てくることで、自分がどんな人間になりたいのか、人生の目標、天職もきっと見えてくることでしょう。
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