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他者を否定してしまう人の心理《否定は自分の価値を下げるだけの理由》





突然ですが、「あなたが尊敬する人」を1人思い浮かべてみてください。

決まりましたか?

思い浮かべたら次にその人の良いところ、悪いところをできる限り多く挙げてみてください。

優しい、笑顔が素敵、頼りがいがある、仕事ができる、優柔不断なところ、何でも構いません。多ければ多いほどいいです。

できましたか?

では、ここで種明かしをしましょう。

「あなたが尊敬する人」の良いところと悪いところの比率を考えてみてください。良いところの方が多かった人が大多数を占めているのではないでしょうか。

人間というのは、ある対象を評価するときに、目立つ特徴に引っ張られて、他の特徴の評価が歪められてしまうのです。これを「ハロー効果」といいます。

つまり、人は無意識に自分の価値観のフィルターを通してしか物事を見られないということです。

人を否定してしまうのは、自分が見たいものをだけを見る、聞きたいものだけ聞くといった行動を無意識に行ってきた結果、「確証バイアス」を生み出してしまっていることに原因があるのです。

否定されるのが好きな人はいない

確証バイアスとは、見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞くことで脳内に偏った情報だけで物事を判断してしまう傾向のことを指します。

本を読んでいると「大体同じことが書いてあるんだよな」と思った経験は誰にでもあるでしょう。それは無意識に自分の意見と似ている本を手にとってしまっているからです。

人は否定されることを嫌う生き物。度合いにもよりますが、人格や価値観を否定されると自分の存在そのものを否定されたような気分になります。だから反証するような情報は安易に受け入れようとはしないのです。

優秀な人ほど“確証バイアス”に捉われる

例えば、「成分A」という化粧品成分が肌に悪いと信じていたとすると、同じ意見を持っている人や著名人のことを思い浮かべて、自身を納得させることはあっても、「成分A」はとても安全な成分だという人のことを思い出したり、主張の信ぴょう性を調べてみようとは思わないわけです。

実は確証バイアスは、専門家など優れた知識を持っている人ほど陥りやすいといわれています。彼らは長い年月をかけ、さまざまなトライアンドエラーを繰り返しながら自分の価値観や考えを作り上げていきます。自分が出した答えにはそれなりの自信やプライドを持っていますし、人によっては人生を捧げるくらいの情熱を注いでいる場合もあります。

しかし、そうなるといざ反証する意見が飛び出したときに「本当かよ……?」と反論したくなるわけです。

確証バイアスの恐ろしいところは、無意識のうちに自分の視野や世界を狭めてしまうことにあります。視野が狭くなることで、アイディアやクリエイティビティにも影響することでしょう。

確証バイアスを生み出さないためにも中立的な意見に耳を傾けているか、フラットな立場で判断できているかということに常に注意を払うことが大切です。

口撃は自分の身を守る行為

建設的な話し合いができればそれに越したことはありませんが、なかにはボロクソにいって相手を否定する人がいます。

口撃してしまうのは、それだけ自分が危機にさらされているという証拠です。虫や動物が命の危険に陥ったら毒を出したり、悪臭を出すのと同じです。

しかし、そんなことをしても建設的な話し合いをすることはできないですよね。一体どうしたらいいのでしょうか。

“確証バイアス”から逃れる方法

公正な判断をするためにも他者を口撃する前に「本当なのだろうか?」と常に“健全な批判精神”を持つことが大切です。

例えば、自分が糖質制限は健康的なダイエットだと信じているなら、あえて糖質制限に反対する本を読んだり、意見を聞いてみて判断をするなど情報の偏りをなくしていきましょう。

また、確証バイアスは自分だけじゃないと認知することも有効な手段です。

「あの人がいつも同じことばかりいっているのは、確証バイアスの影響を受けているせいだ」と思えば、あなたの気持ちも軽くなるはずです。

固定観念に縛られてしまうとそこから脱出するのは容易ではありませんが、自ら行動することであなたの狭まってしまった視野を取り戻せるかもしれません。

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