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その選び方、本当に大丈夫ですか?「防腐剤フリー」を選ぶメリットとは





「何となく肌に悪そう」というイメージから敬遠されることが多い「防腐剤」。少しでも肌に優しいものをという思いで「防腐剤フリー」「ノンパラベン」と書かれたものを選んでいるという方は多いようです。

ですが、本当にその選び方で大丈夫ですか?肌がきれいになりたいと思っているのなら、何となくで化粧品を選ぶべきではありません。

防腐剤は化粧品の品質を低下させにくくし、肌トラブルや身体に悪影響が出ないように入れているものです。防腐剤のせいで肌荒れを起こしては本末転倒。肌に影響がでないよう、配合上限も決められている成分ですから安全性も高いのです。

確かに防腐剤で肌荒れを起こすという方が一定数いるのは事実です。しかしながら、アレルギー反応を起こすのは防腐剤に限ったことではありません。人の肌は十人十色。成分そのものが合わない人もいれば、一定量なら問題ない人もいます。

化粧品に防腐剤を配合する理由

化粧品に防腐剤が入っている理由は、消費者が化粧品を長期的かつ安全に使えるようにするためです。

化粧品にはアミノ酸や糖類、天然油脂など雑菌が好む成分が入っていることをご存知でしょうか。防腐剤は化粧品を雑菌の汚染から守る役割があります。仮に化粧品に防腐剤が入っていないと、雑菌が繁殖して肌トラブルの原因になったり、腐ってしまう危険性も……。

化粧品は数か月という長い期間を使うことを想定して作られます。ですから、品質の維持させるためにも化粧品を雑菌から守ることはとても重要なのです。ただし、過去に何かしらの防腐剤で肌トラブルが生じたという場合は、別の成分が配合されたものを選ぶのがベター

それ以外の人は敬遠する必要もなければ、恐れることもありません。

「パラベン」は避けるべき?

防腐剤で一番メジャーなのが「パラベン」です。化粧品に興味がある人なら、誰でも一度は耳にしたことがる成分だと思います。昔ほどは減りましたが、今でもSNSなどを見ていると「パラベンは肌に良くない成分なので避けるべき」という書き込みを見ます。

実際にある人から聞いた話によると、化粧品のパッケージや売り文句に「パラベンフリー」と表示するだけで、売上が大きく変わるのだとか。確かに以前は配合量の問題から、肌トラブルが起きた事例もあったそうですが、それは昔の話。

今は化粧品技術の発達により、パラベンと同じ制菌効果のある成分と組み合わせることで、防腐剤の配合量が少なくなっているため、幅広い人が安全に使用することができるようになっています。ですから、アレルギー持ち以外の人は敏感になる必要はありません。

それにパラベンは、多くの人が聞いたことがあるメジャーな成分。ということは、それだけ多くのデータやエビデンスも出回っているということになります。度々、安全性が高いことが証明されている成分を理由もなく、ただ「肌に悪い聞いたことがあるから」という理解で避けるのは浅はかです。

成分単体で判断するのではなく、その他の成分がどのように作用しているのかなどを考えて化粧品を読み解くのも面白さの一つなのです。

それでも「パラベンフリー」「防腐剤フリー」を選びますか?

誰でも化粧品を安全に使いたいと思うのは、当然のこと。けれども、名前を聞いたことがある成分や「こういう効果があると聞いたことがある」といった成分をなぜか避ける人が少なくありません。

パラベンにしてもそうです。名前もよく知らない、どんな効果効能があるかも分からない、ただセールスコピーに書いてあることを鵜呑みにしてしまう方がリスキーだと僕は思います。

例えば「パラベンフリー」。パラベンという防腐剤が入っていなければ、記載することができる文言です。しかし、防腐剤が入っていないわけではありません。中には安全面でパラベンよりも劣る成分が入っている場合もゼロではないのです。

そして「防腐剤フリー」は「防腐剤」としての効果は認められていないけど、成分の特質上、防腐効果を持つ成分があります。配合量や濃度を変えることで、結果的に防腐効果につながれば「防腐剤フリー」と記載することができます。

たった「それだけの差」にも関わらず、一つの成分を悪者にして敬遠することに果たして意味はあるのでしょうか。

化粧品技術は研究者さんたちや専門家たちの涙ぐましい努力によって、日々進化していることを忘れてはいけません。過去の話を引きに出し、成分単体だけで「◯◯は肌に悪い」というのはただの思考停止です。

本当に正しい知識を学ぶためにも、我々自身が日々インプットする情報のアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。

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