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植物エキスと聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか?

「身体や肌に優しそう」
「赤ちゃんや子どもにも使えるくらい安全性が高そう」
「自然・環境に優しそう」

おそらく、ほとんどの人がこのような想像をすると思います。でも実際のところ、どのようなものを指し、何のために配合しているのかなど具体的に知っているという人は少ないでしょう。

「何となく良さそうだけど、よくわからない」謎に包まれた植物エキスの実態について『丸善製薬株式会社』さまの勉強会で学ばせていただきました。思わず、誰かに教えたくなる植物エキスの秘密をまとめたので、化粧品やに日用品選びの参考にしてみてください。

植物エキスとは

植物エキスはこうして作られる

植物エキスは、植物を溶媒(溶剤)して抽出したものです。「溶媒(溶剤)」とは、エキスを抽出するときに使う原料で、一般的に水やアルコール(エタノール)、BGなどが使われます。

植物エキスの面白いところは、溶媒方法を変えることで全く異なる成分を抽出することができる点でしょう。成分表示欄に「ローズエキス」と書かれていても、美容効果が全く違う場合があるのです。

緑茶でわかる「植物エキス」

ここでわかりやすい実験をご紹介しましょう。ここに「お湯」で淹れた緑茶と「水」で淹れた緑茶の2つがあります。どちらも茶葉から抽出した「緑茶のエキス」です。

同じ緑茶でも、お湯で淹れた緑茶の方が少し色が濃いことがわかります。では味はどんな違いがあると思いますか。実際に飲み比べてみると、水出しのお茶はまろやかなのに対し、お湯で入れたお茶は渋みや苦みを感じました。

見た目の色や味に変化が生まれるのは、お湯と水では抽出できる成分が異なるから。水出しの緑茶はまろやかさを感じる「テアニン」という成分が、お湯で淹れた緑茶は渋み成分である「カテキン」が抽出されたためです

このように植物エキスも用途に応じて溶媒(溶剤)の種類温度差などを利用して、同じ原料から全く異なるエキスを抽出することができるのです。

自然の恵みだからこその難しさ

植物エキスは、自然に左右される点も大変興味深いです。同じ植物でも育った産地や気候、環境などによって抽出可能な成分量が変わります

「この産地が一番いい」と決まっているわけでもないため、買い付け担当の方は、年ごとに各産地の植物の成長具合や出来を総合的に判断して仕入れているそうです。

植物エキス一つをとっても、たくさんの人の努力あってのものなのだと思うと、感慨深いものを感じます。

化粧品原料メーカー様のお話を聞ける機会はそうないと思い、個人的な質問をたくさんしてしまったにもかかわらず、真摯に答えてくださったメーカーの方にこの場を借りてお礼申し上げます。

植物エキスの位置づけ

植物エキスは、ブランドイメージや化粧品のイメージを形成するうえでも大切な存在です。新製品の男性向けの化粧水に「ローズエキス」が配合されていることを謳っているものが売られていたとしたら、あなたは買いたいと思うでしょうか。

どちらかといえば、女性好みの謳い文句だと思います。では夏にピッタリな「柑橘系」ならどうでしょう。スタイリッシュなパッケージに爽やかなイメージがある柑橘系なら、ちょっと気になると思う人もいるはずです。

このように植物エキスを入れる目的は、美容効果のためでだけでなく、化粧品のイメージ世界観の確立ターゲットの明確化などの役割も果たしているのです。

今注目のおすすめ植物エキス

筋肉が喜ぶ?タイ原産の黒いヤツ

「最近、お腹周りに肉がついてきた……」

あなたはこんな悩みを抱えていませんか。いざダイエットをはじめても、お腹のぜい肉はなかなか落ちないもの。そんなあなたにおすすめしたいのがブラックジンジャーです。

ブラックジンジャー
http://www.maruzenpcy.co.jp/jiten/sho_kino/burakkujinjya.htmlより引用

文字通り黒いショウガ(黒ウコンとも呼ぶ)なのですが、味は声に出して叫びたいくらい「まずい」です(笑)。タイでは1000年以上前から膝や腰など関節痛に効くとされ、根茎部を煎じて飲んでいた歴史があるくらい慣れ親しまれた植物なのだそうです。

ブラックジンジャーがダイエットにおすすめの理由は

  • メタボリックシンドロームの予防、脂肪分解の促進、脂肪燃焼の効果
  • 加齢による筋力ダウンの予防、筋肉増強作用
  • 抗酸化作用

などの効果が確認されているから。でもいくらダイエット効果が期待できるかといって、不味いものを無理して食べるのは苦痛ですよね。そこでこういう時こそ使いたいのが「サプリメント」です。

僕も試しにネットで数種類を注文してしばらく飲んでみたのですが、どれも味は一切感じませんでした。

ブラックジンジャーがダイエット効果的とされている理由は「ポリメトキシフラボン」が豊富に含まれているから。この成分は、ポリフェノールの一種で糖や脂質の燃焼促進、基礎代謝の向上、血糖値上昇の抑制といった効果が期待できるとのこと。どれもお腹を凹ませるには必要な要素です。

忘れてはいけないのは何事も「継続」すること。そして暴飲暴食などせず、規則正しい生活と運動あってのことだということをお忘れなく。

うるおい肌には「果実の王」

乾燥しがちな肌には「パイナップルセラミド(グルコシセラミド)」がおすすめです。セラミドとは、私たちの肌を守るバリアの役割をもった成分です。肌の水分が蒸発するのを防いだり、紫外線などの外部からの刺激から守ったりしてくれています。

肌が乾燥しやすいという人は、バリア機能が低下していることにより肌の水分が逃げてしまっている可能性があるということ。セラミドは加齢とともに減少するため、積極的に補いたい成分でもあります。

パイナップルセラミドを摂取した実験では、

  • 保湿効果
  • 肌のバリア機能の向上
  • メラニンの生成抑制
  • 肌の滑らかさ

などが確認されているようです。

一般的にセラミドは、水にも油にも溶けにくく、化粧品に配合するには難しい成分です。しかし、パイナップルセラミドは水溶性のため、美容ドリンクとして摂取することができるのも利点の一つです。化粧品に比べて安く、続けやすいのも嬉しいポイントではないでしょうか。

ちなみに研究者の方に話を伺ったところ、エキスにしてはじめて効果が得られるとのことです。直接食べても効果は期待できないのは残念なところ。

健康のカギは血管にアリ!? ロングペッパーとは

美容男子なら、美しい毛細血管を保つことも視野に入れたいです。毛細血管は、全身の血管の9割以上を占めており、全身の細胞に酸素や栄養を届け、老廃物を流すという重要な役割を果たしています

毛細血管は非常にデリケートで傷つきやすく、ストレスなどの影響を受けると血行不良を起こし、毛細血管に血が流れなくなる「ゴースト化」という現象が起こることも。

田んぼに流れる水路を想像してみてください。水が流れ続けている間は常に田んぼに水が満ちている状態ですが、もし急に水が流れなくなったらどうなるでしょうか。田んぼは干上がり、たちまち荒れ地と化してしまいます。肌でも同じようなことが起こり、シワやシミの原因になるといわれています。

美しい毛細血管を保つのに効果的とされているのが「ヒハツエキス(ロングペッパー)」です。血管を拡張し、血流の量を増やすことで

  • 冷え性の改善
  • 抜け毛予防
  • 肩こり
  • 腰痛
  • ED

などの改善が期待できるそうです。

会場では自分の毛細血管がみられるブースもありました。僕の毛細血管はとてもきれいなのだそう。美容家としての威厳が保ててよかった(笑)

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